ソニーが「FE 400mm F2.8 GM OSS」を正式に発表 [内容更新]

Sonyが海外でEマウント用の超望遠単焦点レンズ「FE400mm F2.8 GM OSS」を正式に発表しました。

Sony's 400mm F2.8 G-Master will arrive in September for $12,000 (DPReview)

  • ソニーは以前に開発が発表されていた400mm F2.8 GM OSS の詳細を明らかにした。このレンズは優れたAFとハンドリングを目指しており、価格は12000ドルで9月に出荷が開始される。
  • 重さは2895gと軽量で、ソニーは三脚使用でも手持ちでも良好なバランスだと述べている。AFには2つのリニアモーターが採用されており、α9使用時に300mm F2.8 G II と比べて、追尾性能は5倍高速化されている。
  • 鏡筒はマグネシム合金で、後部フィルタースロットで12月に発売される偏光フィルターを含む40.5mm のフィルターが使用可能だ。
  • FE400mm F2.8 GM OSSのスペック
    - 絞り羽根:11枚
    - レンズ構成:17群23枚、蛍石3枚、EDレンズ1枚、ナノARコーティング
    - 最短撮影距離:2.70m
    - 最大撮影場率:0.16倍
    - AF方式:インナーフォーカス
    - フォーカスリミッター:あり
    - 全長:359mm
    - 重さ:2895グラム
    - シーリング:あり

 

ソニーの400mm F2.8 GM の重さ2895グラムは、ニコンやキヤノンの400mm F2.8と比べると1kg近く軽量で、驚くほど軽いですね。この重さなら手持ち撮影でもかなり楽になりそうです。

価格は12000ドル(そのまま円に換算すると約132万円)で、現在のキヤノンやニコンの400mm F2.8の販売価格よりも少し高くなるかもしれませんね。

[追記] DPReviewのスペックシートの一部が間違っていて公式と異なっていたので修正しました。

[追記2] 国内でも正式発表されました(ニュースリリース)。希望小売価格は税抜き160万円、受注開始日は7月3日、出荷開始は9月上旬よりとのことです。