キヤノンのAPS-C一眼レフ用の55-250mm F4-5.6の特許

Canon Newsで、キヤノンのAPS-C一眼レフ用の望遠ズーム(EF-Sのキットレンズ用?)の特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Canon EF-S 55-250mm

  • フルサイズ用のレンズの特許ほどエキサイティングではないものの、EF-Sシステムはキヤノンのカメラの販売のバックボーンとなっている(今日ではEF-Mシステムも販売でEF-Sに近付いている)。

    よりエキサイティングな分野(フルサイズ)で研究開発が行われている一方で、より平凡ではあるが、まだ必要なレンズ群の開発も進められている。

    この特許出願(特開2018-194772)は、レンズの小型化、軽量化、そして軸上色収差、倍率色収差をより高度に補正する方法について述べられたものだ。この特許のレンズはバックフォーカスが長く、像高が13.66mmなので、APS-C用のEF-Sレンズだ。

    焦点距離:56.81-241.25
    F値:4.03-5.88
    半画角:13.52-3.24
    像高:13.66-13.66
    レンズの全長:154.60-209.61(※全長は前玉からセンサーまでの長さです)
    バックフォーカス38.74-75.27

 

現在、キヤノンのレンズ開発はRFレンズが中心になっているようですが、APS-C一眼レフ用の特許も出願されているようなので、キヤノンはEF-Sレンズのリニューアルも考えているようです。

BCNランキングによると、販売台数では、今でも一眼レフのEOS Kiss X9がミラーレスのkiss Mを抑えてトップなので、まだ、しばらくの間はEF-Sレンズの需要はありそうですね。