キヤノンのEOS R用の70-300mmの特許

Canon News に、望遠端でバックフォーカスが最短となる設計のキヤノンの70-300mmレンズの特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Another patent for the Canon RF 70-300

  • これは、キヤノンRF70-300mmのもう1つの特許だ(特開2019028212)。このレンズは、EFマウントにも存在するコンシューマー向けの70-300mmである可能性が非常に高い。キヤノンは、通常、望遠レンズでは見られないような、ショートバックフォーカスのレンズの開発を検討しているようだ。

    焦点距離:71.53-293.70
    F値:4.16-5.83
    半画角:16.83-4.21
    像高:21.64-21.64
    全長:179.52-250.81(※前玉からセンサーまでの長さです)
    バックフォーカス:48.94-18.05

canon_patent_2019028212_001.jpg

特許のレンズは、望遠側にズームすると、前群が繰り出すと同時に後群がセンサー側に移動し、望遠端で最もバックフォーカスが短くなるという興味深い光学設計ですね。

このような光学系で、これまでのEFレンズのような光学系と、光学性能でどのような違いが現れるのか興味深いところです。