キヤノン「EOS RP」の画質は「EOS 6D Mark II」とほとんど同じ

DPReviewの画質比較ツールにEOS RPのデータが追加され、EOS RPの画質に関する簡単なレビューが掲載されています。

Canon EOS RP review in progress

  • EOS RPの画質は、予想通り、同じセンサーを採用するEOS 6D Mark II と似ているが、改善された画像処理エンジンのおかげで、若干の違いがある。
  • RAWでは、EOS RPの画質は、EOS 6D Mark II と高感度性能(良好ではあるが卓越したものではない)を含めてほとんど同じだ。EOS RPの高感度性能はソニーα7 II より優れているが、ソニーα7 III やニコンZ6はEOS RPを余裕でしのいでいる。
  • JPEGでは、低感度のシャープニングは適切だ。標準のピクチャープロファイルは、6D Mark II から変更されており、ハイコントラストの輪郭部分のハロが、少し目立たなくなっている。高感度はRAWと同様で、ライバルと比べるとEOS RPの高感度にはまだ改善の余地がある。

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EOS RPの画質は、基本的にEOS 6D Mark II と同程度のようですね。ただ、画像処理エンジンの進化で、JPEGでは多少改善が見られるようなので、撮って出しメインの方には恩恵がありそうです。

なお、テストに使用されているレンズは統一されていない(EOS RPはRF50mm F1.2Lで6D Mark II はEF85mm F1.8)ので、ノイズ以外の解像力やディテールなどは参考程度に見ておいた方がよさそうです。