キヤノンのフルサイズミラーレス用の「17-70mm F3.5-5.6」の特許

Canon News で、キヤノンRFレンズ用の「15-35mm F2.8」と「17-70mm F3.5-5.6」の特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Canon RF 15-35 2.8,17-70 3.5-5.6

  • これは登場が近付きつつあるRF15-35mm F2.8の特許出願(特開2019-066701)で、そして、ボーナスサプライズで、非Lの17-70mm F3.5-5.6も含まれている。

    構成図から15-35mm F2.8はシンプルなレンズではないが、17-70mmはずっとシンプルな光学系で、間違いなく、よりコンシューマー向けのレンズだ。

    15-35mm F2.8は今年中に登場することが分かっているが、もし17-70mmも将来登場するとしたら、面白いズーム域のレンズなので興味深い。
  • RF15-35mm F2.8L
    焦点距離:15.30-34.00
    F値:2.91-2.91
    半画角:54.73-32.47
    像高:21.64-21.64
    全長:135.05-125.33(※全長は前玉からセンサーまでの長さです)
    バックフォーカス:13.00-32.26
  • RF17-70mm F3.5-5.6
    焦点距離:17.30-68.00
    F値:3.58-5.85
    半画角:51.35-17.65
    像高:21.64-21.64
    全長:142.70-143.42(※全長は前玉からセンサーまでの長さです)
    バックフォーカス:13.32-57.62

 

17-70mm F3.5-5.6はAPS-C用の標準ズームのようなスペックですが、像高がフルサイズ用なので、間違いなくRF用の広角・標準の両方のズーム域をカバーするレンズですね。もし17-70mmが製品化されれば、風景などの撮影では非常に便利なレンズになりそうです。