- 「BCNランキング」による、2019年3月のミラーレスカメラのシリーズ別販売台数シェアランキングは以下の通り。
- 1位 キヤノン EOS Kiss M 18.2%
- 2位 ソニー α6400 15.4%
- 3位 オリンパス OLYMPUS PEN E-PL8 9.3%
- 4位 キヤノン EOS M100 8.8%
- 5位 オリンパス OLYMPUS PEN E-PL9 4.5%
- 6位 ソニー α6000 4.1%
- 7位 ソニー α7 III 3.5%
- 8位 オリンパス OM-D E-M10 Mark III 2.9%
- 9位 オリンパス OM-D E-M10 Mark II 2.4%
- 10位 ソニー α5100 2.3% - トップに立ったのは、キヤノンの「EOS Kiss M」。昨年3月の発売から上位に君臨する人気機種で、シェアは全体の2割に迫る。
- 7位にはフルサイズ機であるソニーの「α7 III」がランクイン。平均単価は20万円を超えるが、安定した売れ行きだ。
- 惜しくもトップテンには入らなかったが、11位にはキヤノンのフルサイズ機「EOS RP」がランクインしている。「EOS RP」は3月14日発売なので、約半月でベストテンを射程に収めたことになる。
いつものように、BCNランキングではエントリーモデルが圧倒的に強く、EOS Kiss Mが引き続き良く売れているようです。
α7 III は他のカメラと比べて高価にもかかわらず、台数シェアで7位にランキングされているのはすごいですね。オリンパスは低価格機中心に健闘しているという印象です。
新製品のEOS RPは11位ということで、α7 III には及ばないもののフルサイズミラーレスで2位なので、まずまずの結果でしょうか。
ken2
ニコンが全く入ってないですね…。大丈夫なんだろうか。
お安いボディーと使い勝手の良い高倍率ズームを早急に
投入しないと、じり貧に追い込まれそうで心配です。
なら
>ken2さん
ミラーレスのランキングですから高価格帯のZシリーズしかないNikonが入ってないのは普通ですよ。
CANONのフルサイズミラーレスも入ってませんし、Nikon1はディスコンですしね。
それより富士フィルムとパナソニックがランク外なのが心配です。
鹿尾菜
販売台数シェアですから、戦略的に富士フイルムのカメラは出てこないかと思います。金額ベースになれば富士フイルムや各社フルサイズミラーレスが浮上してくると思います。
ジェラ
概ね量販店のカメラコーナー、といった順番ですね。
郊外の家電店などでは一番いい位置にCanonとSONYが置いてあることがおおく、フルサイズミラーレスはほぼソニーのみといった状態でしたが最近になってEOS RとRPも見ますね。
niwa
安い者が多く売れるのが自然であり、まだギリセーフという業界。高い物しか売れなくなったら、ほとんど終わっている感になるでしょうね。もしそうなっても、時代が流れて再度流行するときが来ると思いますが、それまでどれくらいのメーカが持ちこたえられるか。
どりゃー
ミラーレス一眼に限った国内ランキングではこんな感じで、概ね販売現場の体感と一致していると思います。
ニコン・フジフィルム・パナソニックはミラーレスでは台数を追う戦略から距離を置いているのがハッキリしていますね。
気になるのはAPS-C一眼レフで膨大に売りまくったニコンの最多量販製品3000シリーズ・5000シリーズの次世代機どうするかといったところ、要望の多いZマウントのベーシック機はフルサイズなのかAPS-Cなのか?
もしかしたらAPS-Cは全面撤退という選択もあるかもしれません。
もち
ニコンは本当に大丈夫なのでしょうか?
フジやパナソニックと同じポジションに居て大丈夫とは思えません。
早急にEOS Mのようなラインナップを追加するべきだと思います。
ニコンが今のままで良い、計画通り、と考えているようだとしたらかなり危険ではないでしょうか。
Z7やZ6が予定通り売れているとは到底思えません。
ナッツ
APSC、4/3とフルサイズ(7Ⅲ、11位にRP)と
多様ですね。
同じエントリー機APSCでもこれ1台十分と思って
買うか(Canon)、フルサイズへ繋げるかと考えるか
(Sony)でちょっと方向性の違うラインが上位2機種
と言うのが興味深い。
次回のランキングではRPの上位ランキングが
確実だと思いますが、2位か3位のどちらに割って入る
のか楽しみです。
プーアル
10位で販売シェア2.3%なんですね。
それより下のシェア機に関しては相当ニッチに感じますが、商売として成り立つものなのですね。
業界縮小とともに車でいう外車のように、シェアは追わずとも利益を得る体制のメーカーが増えてきそうですね。
スタッフマン
EPL8は税込み5万円でありながら必要なものがそろっていて相当値ごろ感があります。コスパでは最強と言っていいかもしれません
フジは実際のところ販売網が弱く展示が全く無い店舗も多いので致し方なしといったところで
ミラーレス好き
メーカーごとに合計すると下記のようになります。
・キヤノンが27%
・ソニーが25.3%
・オリンパスが19.1%
発売したばかりのα6400や、唯一のフルサイズであるα7IIIがランクインしているソニーは金額シェアでは一位ではないでしょうか。
フルサイズの中でもエントリー層を狙ったEOS RPが入っていないのは、キヤノンの今後の戦略にも影響してきそうな気がします。
おまつ
パナのM4/3を愛用しています。
オリンパスが4台もランクインする中パナはゼロ。
入門機であるGFやGMの後継機種は発売されるのでしょうか。
まあくん
先日のレンズ交換式カメラ全体のランキングと照らし合わせると、10位のすぐ外にパナソニックのGF10やディスコンになっているけどまだ売っているニコン1J5あたりが入って来そうですね。D5600が一位のEOS Kiss Mの後、D5300が3位か4位の後の位置に入るので、ニコン全体では大丈夫だと思いますが、ミラーレスが急速に伸ばしていることを考えると、早めにエントリー向けのミラーレスをどうするか検討が必要かもしれませんね。
ぶらりん
単価や利益よりも、とにかく台数が出ている廉価機が上位に上がってきているのはBCNランキングのサガと言えますが、その中にオリンパスが入り込んでも、機種を水平展開して同じ売り方をしてきたはずのパナが1台も送り込めてないのがとても気になります。これ、売り場の面が取れてないですよね。。。今朝の日経朝刊でもパナの低採算事業整理が一向に進んでないことを市場が懸念する記事が載っていました。パナはデジカメ事業をグローバル経営の中で本当にどうするつもりなのでしょうか。フルサイズなのかM4/3なのか、という問題はそのあとの質問です。
現状で価格帯が上にあるニコンミラーレスが上がってこないのは不思議でもありません。ニコンはここで心配する必要はないでしょう。新聞やテレビで「ミラーレスが売れている」と小耳に挟んで、店頭にひょろっとやってきては「売れてるっていうミラーレスちょうだい」とだけ言って買ってるお客が多いことを考えると、キャノンやオリンパス、ソニー廉価帯のような売り方をしている機種が上に来るのが当然と言えば当然です。「ニコンちょうだい」って言って買いに来ている客には売れているのですから。。。
to
この販売台数だけを見ると魅力的な市場に思いますが、
キヤノンやソニーのフルサイズへの傾倒ぶりからすると
メーカーにすればレンズ追加購入率を含め利益率が高くない市場なんでしょうか。
S
toさん
薄利多売と言われるキヤノンですら原価率45%を公言しているくらいですから業界としての利益率はとても良いと思いますよ。
一般的な製造業では原価率70%程度でも優秀な方ですから薄利というのは全くあたらないですね。
おるがん
〉原価率45%
これは全製品の平均値なのか、どの製品も最低はこれ以上なのかで意味が変わってくるかと。
私は前者だと思いますがね。フルサイズミラーレスは利幅大、APSCミラーレスは利幅小、というような濃淡はあるんじゃないでしょうかね。
だから各社フルサイズミラーレスに注力している。
そうでなければEOSMだけやってればいいわけで。
noppo
このトップ10の中にα7Ⅲが食い込んでくるところに、人気の高さが伺えますね。キヤノンやニコンは、はたして追い付けるのでしょうか?
lk
エントリー向けはキャノン、ソニー、オリンパスで決まってしまいましたね。キャノンは浅いですが、他それぞれそれなりに正統進化しユーザーも多いことでしょうからフルサイズもこの3社で牽引されていく流れができてきつつありますね。
パナはこれからの連合巻き返し、フジは我が道、リコーは頑張っているがペンタブランドはやる気があるのか。ニコンは一体型ではそこそこ好調でしょうがミラーレスはこうなるとかなり厳しそう。
リコーとニコンが結構きわどいと思いますがどうなんでしょう。
to
>Sさん
レスありがとうございます。
もしそうだとしたら、APS-Cにも力を入れてほしいですね。