キヤノンのミラーレス用の「70-200mm F4」と一眼レフ用の「58mm F1.4」の特許

Canon News に、キヤノンのフルサイズミラーレス用の70-200mm F4とフルサイズ一眼レフ用の58mm F1.4の特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Canon RF 70-200 F4.0

  • EFレンズのF4シリーズのレンズは、大いに成功しており、RFマウントのF4ズームの特許を目にしても意外ではない。

    この特許(USPTO20190113708)のレンズには、独立した2つのフォーカシングユニットと、デュアルAFモーターが採用されているように見える。

    RF70-200mm F2.8と異なり、このレンズはインナーズームで、ズームの焦点距離にかかわらず全長は変わらない。バックフォーカスから、この70-200mm F4はRFレンズだ。

    焦点距離:72.20-194.20
    F値:4.00-4.00
    半画角:16.68-6.36
    像高:21.64-21.64
    全長:215.54-215.54(※全長は前玉からセンサーまでの長さです)
    バックフォーカス:25.98-25.98

  • この特許にはEF58mm F1.4も含まれており、このレンズにもデュアルAFモーターフォーカスシステムが搭載されている可能性がある。

    焦点距離:57.79
    F値:1.44
    半画角:20.52
    像高:21.64
    全長:163.89(※全長は前玉からセンサーまでの長さです)
    バックフォーカス:39.99

 

この特許の70-200mm F4は、開発発表されているRF70-200mm F2.8Lとは異なり、インナーズームが採用されているようですね。全長はフランジバックの分の20mmを引いても、かなり大きいので、RF70-200mm F2.8Lのような小型化を重視したレンズではなさそうです。

一眼レフ用の58mm F1.4は、フランジバックの分の44mmを引くとOtus 1.4/55とほぼ同じ大きさで、かなり大きなレンズですね。EFの高性能な標準レンズが検討されているのでしょうか。