キヤノンのレンズISとボディISのシンクロ補正の特許

Canon News に、キヤノンのレンズISと協調動作が可能なボディ内手ブレ補正の特許が紹介されています。

Canon Patent Application: IBIS + IS

  • キヤノンは、以前にボディ内手ブレ補正を採用すると述べており、レンズ内補正との協調動作についても言及している。

    この特許(特開2019-087937)で、キヤノンはボディ内手ブレ補正について言及しており、具体的には、レンズ内手ブレ補正によって既にイメージサークルがシフトしているときに、ボディ内手ブレ補正でセンサーどれだけ動かせるかについて扱っている。

    図の101はセンサーで、特許の文書ではこの部分が動くと明記されている。レンズ内手ブレ補正は図の204で、レンズ内とボディ内の両方に手ブレ補正があることがわかる。

canon_patent_2019-087937.jpg

キヤノンは以前に、EOS Rシステムのプレゼンで、レンズとボディのシンクロ補正All Optical ISの開発を発表していましたが、この特許は、この「All Optical IS」で使われる技術の可能性が高そうですね。

この手ブレ補正は、噂では2020年に登場する新型EOS R(高画素機?)に採用されると言われていますが、どうなることでしょうか。