富士フイルムがミラーレスマウントのポテンシャルを表す「バリューアングル」を提唱

富士フイルムがXサミットで、ミラーレスマウントのポテンシャルを評価する「バリューアングル」という数値を提唱しています。

Comparing mirrorless systems based on "Value Angle"(Photo Rumors)

  • 富士フイルムが、Xサミットでミラーレスカメラシステムのポテンシャルを測り、比較するための「バリューアングル」というコンセプトを紹介している。バリューアングルの数値が大きいほど、ハイクオリティなレンズの設計が容易になることを表している。表の「Kleinbild」はフルサイズの意味だ。(※大元のソースはドイツのProfifoto

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バリューアングルはマウント径とフランジバック、センサーの大きさから、マウントの持つポテンシャルを数字で表す試みのようで、富士フイルムの主張によると、数値が大きいほど高性能なレンズが造りやすいということのようです。

1位はキヤノンのEF-Mマウントで、富士フイルム自身のマウントは、APS-CのXマウントが4位、中判のGマウントが8位と、それほど評価が高くないのが面白いところです。

フルサイズミラーレスでは、ニコンのZマウントが6位でトップで、7位のキヤノンRFマウントとは結構、数値で差がついていますね。LマウントとEマウントは、APS-CではXマウント以上の評価ですが、フルサイズでは低い値となっているようです。