ニコンが「Z 50」と2本のDXレンズを正式発表

ニコンが、APS-C(DX)のミラーレスカメラ「Z 50」と、DX用の2本の交換レンズを正式に発表しました。

ニコンDXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z 50」を発売

  • 「Z 50」は小型・軽量ボディーの中にも使いやすさを追求。小型ながらもしっかりとホールドできるグリップ形状や、右手で操作をすべて完結できるボタン配置を実現し、レリーズボタンまで自然に指を伸ばせるよう配慮。
  • 画像処理エンジン「EXPEED 6」は、DXフォーマットCMOSセンサーとの連携で、静止画撮影時にはクラストップの最高常用感度ISO 51200を達成。
  • フォーカスポイントは209点で、最大で撮像範囲の水平約87%、垂直約85%という広い範囲をカバー。動きのある人物でも瞳を正確に認識してピントを合わせられる「瞳AF」を搭載。優れた低輝度AF性能を実現し、クラス最高レベルの-4 EVまでのAF撮影が可能です。なお、約11コマ/秒の高速連続撮影時にも、AE、AFともに追従。
  • 広い範囲で角度を変えられるチルト式画像モニターを搭載し、静止画・動画の自分撮り撮影が可能。
  • 動画は、DXフォーマットベースでフルフレームの4K UHDに対応。
  • 発売時期は2019年11月下旬。

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「Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」、「Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」を発売

  • 「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」、「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」ともに、内径55mmの大口径「Z マウント」とフランジバック16mmの組み合わせがもたらす高いレンズ設計自由度を活かし、優れた光学性能を実現。
  • 高い解像力と描写力を持ちながら、収納時のレンズ全長を大幅に短縮する沈胴機構を採用することで高い携行性を実現。
  • 「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」は、質量約135g、長さ約32 mmと携行性に極めて優れた小型・軽量ボディーを実現。撮像面からの最短撮影距離が0.2 mと短く、近距離での撮影においても非常にシャープな描写力を発揮。
  • 「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」は望遠ズームレンズでありながら被写体に近づいて撮影できる、広角端で0.5 m、望遠端で1 mと短い最短撮影距離を実現。
  • 「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」の価格は税込4万5210円、発売時期は2019年が11月下旬予定。
  • 「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」の価格は5万3680円、発売時期は2019年11月下旬予定。

 

最近よく話題になっていたニコンのDXミラーレスカメラ「Z 50」が正式に発表されました。スペックはほぼ噂通りで、画素数よりも高感度性能や連写を重視したカメラという印象です。ボディはZ6/Z7よりかなり小型化されていますが、グリップが大きくホールディングは良さそうですね。

同時に発表になった2本のキットレンズは、沈胴機構を採用して非常にコンパクトですね。加えてかなり寄れるので、とても使い勝手がよさそうです。