オリンパスCEOが「カメラ事業は売却しない」という発言を撤回

43rumors で、ブルームバーグに掲載されたオリンパスCEO竹内康雄氏のコメントが紹介されています。

Olympus May Cut Jobs in Aggressive Push to Increase Margins

  • ブルームバーグに次のような記事が掲載されている。

    「竹内氏は、以前のカメラ事業は売却しないという発言を撤回し、もはやそうではないかもしれないと述べている。以前のオリンパスの発表によると、映像事業は、オリンパスのポートフォリオの中で最も低い成長率で、最も低い利益率だ。オリンパスの広報担当者は、メインマーケットに注力することで映像事業の安定化に取り組んでいると述べている」

    思っていた通り、オリンパスは映像事業の損失を削減するために、コストカットと人員削減を試みようとしている。これはワクワクするような事業戦略ではないが、縮小する市場で生き残るためには、どこの企業もやらなければならないことだ。

    以前に述べたように、オリンパスが8ヶ月以内にカメラ事業を売却するという噂の確固たる証拠はなく、私は、オリンパスは中期的に映像事業を維持することを確信している。そして、オリンパスが本日発表したコメントは、米国の投資家を喜ばせるためのものかもしれない。

 

オリンパスは、PersonalViewに掲載されたカメラ事業からの撤退の噂を否定していましたが、このタイミングでのオリンパスCEOの「カメラ事業は売却しないという発言を撤回する」というコメントは、なんとも微妙な発言ですね。

元記事では、オリンパスは今後、積極的に人員削減すると述べられていますが、カメラ事業の今後の方針が気になるところです。