・Tamron 20mm f/2.8 Di III OSD M1:2 Lens Review
- 鏡筒にはプラスチックが多用されていて、重さは220グラムと非常に控え目だ。鏡筒の造りは良好だ。
- フォーカスリングはモーター駆動で、適切な重さがあり動きは非常に滑らかだ。
- 最短撮影距離での撮影の際のワーキングディスタンスがわずか2cmで、被写体が陰らないように注意が必要だ。
- AFは静かだが、AFが迷った場合はわずかな作動音が聞こえる。しかし、AFが迷うのはまれで、多くの場合、静かに迅速かつ正確に合焦する。
- 中央の解像力はF2.8からF16まで素晴らしい値(excellent)で、F4では際立った値に近くなる。隅はF2.8からF11までとても良好な値(very good)、F16で良好な値(good)だ。
- 倍率色収差は画面の隅では見られるが、これは後処理で対処できる。
- 歪曲は-8.47%の大きなタル型で、自動補正を前提としていることは明らかだ。自動補正を使用すると-0.89%のタル型で、ほぼまっすぐになる。
- 小口径の超広角レンズだが、ボケはがっかりするようなものではない。
- 逆光耐性はとても素晴らしい。フードは浅くそれほど役に立たないが、それでもこのレンズでフレアを出すのはかなり困難だ。非常に厳しい条件では、カラフルな光条が見られるが、それほど強いものではなくコントラストは十分に維持されている。
- 周辺光量落ちは、F2.8で-1.8EV、F4とF5.6で-1.5EV、F8で-1.4EV、F11以降で-1.3EVで比較的穏やかだ。
- タムロン20mm F/2.8 は、コンパクトで防滴構造で、1:2までの接写が可能で、価格は399ポンドと、あらゆる尺度から見てコストパフォーマンスに優れた選択肢だ。このレンズは非常に魅力的な価格の、優れた超広角レンズで、エディターズチョイスを贈る。
- 良い点:素晴らしい解像力、色収差が良く補正されている、防滴仕様、優れた逆光耐性、1/2倍のマクロ性能、軽量コンパクト、価格が安価、静かなAF。
- 悪い点:歪曲はカメラ内または後処理での補正が必要。
タムロンの20mm F/2.8は安価なレンズですが、開放から十分な性能で、コストパフォーマンスは抜群と言ってよさそうです。超広角にもかかわらず1/2倍までの接写ができるので、工夫次第で面白い写真が撮れそうですね。
サンプルでは、解像力は十分に高く、ボケも広角としては綺麗という印象です。隅の倍率色収差が若干気になるところですが、これは後処理で補正できそうです。
tpr
現状手ごろお値段のなFEの広角ズームがありませんので
ごくたまに24mm未満で撮りたくなった時のために買うかもしれませんね
電卓
このくらいの画角はめったに使いませんが、それだけにありがたい価格です。まったく撮らないわけでもありませんので。
この20mmは評判が良いようで何よりです。
Acky
このレンズを予約しているので早く使ってみたく楽しみにしています!
棒燃
純正にこの焦点距離がないので、トキナーを買おうかと思っていましたが、ここへきてこのレンズもとても魅力的に思えてきました。大口径はシグマのF1.4があるので、ここは機動性を考慮してタムロンか。
Batis18mmと比較レビューがあるとありがたい。