- 2019年のレンズ交換式カメラの市場は、スマートフォンの影響を受けてエントリーモデルが縮小し、対前年15%減の880万台となり、当社も影響を受けた。2020年も同程度の減少が続き、市場規模は750万台となる見通し。
- 当社はこれまでに2機種のフルサイズミラーレスと10本の専用レンズを投入してきましたが、ラインアップは未だ十分とは言えない。ミラーレス市場での後れを取り戻すために、今年は新開発のイメージセンサーと映像エンジンを搭載した、より高機能なモデルを投入する予定。新製品を牽引役に上位機種の販売を伸ばし、ミラーレス市場においてもシェアNo.1を目指す。
- 併せて、レンズ設計の自由度を高めた新マウントだからこそ実現できる画期的なレンズを今後も多数投入し、ラインアップの拡充を図る。
- 開発については選択と集中を徹底し、捻出したリソースを、先日発売した新コンセプトカメラ『iNSPiCREC』など、事業領域の拡大に向けて振り分けていく。
- コンパクトカメラについては、2019年の市場は対前年19%減の850万台であり、当社の販売台数も市場並みの減少幅となった。2020年の市場については、対前年29%減の600万台を見込んでいる。当社の販売も引き続き減少するが、採算性の高いGシリーズの販売に注力し、収益性の改善を図っていく。
キヤノンのカメラ事業の2019年の実績は、前年比で-21.5%と相変わらず厳しいですが、新型のセンサー&画像処理エンジンを採用したより高機能なミラーレスの投入で巻き返して欲しいものですね。RFマウントの特性を活かした画期的なレンズ群にも期待したいところです。
JY
ボディはハイアマ向けのR、入門向けのRPと出してるのに、レンズはほとんどが高価なものばかりでミラーレスの展開に一貫性が感じられてませんでした。
タムロンやシグマなどサードパーティレンズがないのも厳しい。
今後はボディとレンズのバランスが取れるようになるなら嬉しいのですが。
ジェラ
RFマウントもR5やR6など一眼レフを置き換える様なラインナップが噂されていますのでいよいよミラーレスに完全シフトとなりそうですね。
ここに来てレフ機のフラッグシップ1DX3、中級機の90D、エントリー機のX10iと一通り更新したのはEFマウントユーザーへの配慮と計画的な移行時期を見据えたものでしょう。
赤い自転車
決算説明会資料を見るとカメラ関連の営業利益は対前年62%減。株式会社全体の純利益は50.5%減とかなり大変な状況ですね。
新分野のメディカルシステムが健闘しているのが救いですが、カメラについては後がない覚悟での頑張り時かと思います。
かなりのピンチですが、逆にこれから暫くのキヤノンのカメラ、新型センサー搭載のミラーレスカメラを含めて、相当に期待できそう。
利益率の高い高価格な物ばかりにならないか少し心配ですが、どんなカメラが販売されるのか楽しみにも思います。
ニコニコ2
一部上場の大きい企業が50%も減益を出しているのだから「選択と集中、採算性の高いシリーズに注力」このくらいのことを言うのは当然と思うが。
また 業界全体に元気をもたらすのは、これは欲しいと思わせる商品を各社競って出す事ではないか?
デザインのヤマハ
レンズのラインナップは悪くないのでそれに見合った高性能ボディをまず出さないとですね
あとは安価なレンズもちょっとは揃えてくれないとパンピーとしては厳しいです
どりゃー
EOSとパワーショットの従来型スチルカメラや交換レンズに関してはキヤノンは今後もトップでいられると思います。
しかしiNSPiCなどを見ていると、ムービーカメラ・アクションカメラ・ドローンカメラなどに拡大した新しい撮影領域へのキヤノンの発想力・提案力は充分ではないように思います。
また医療分野へは強力に進出を図っていくのは良いとして、監視・安全保障・車載など社会的に重要度が増しているインフラ分野で強みを発揮できていないという歯がゆさも感じます。
オフィス機器・プリンター機器分野も減退が長期化していますから、キヤノンの行く先はちょっと心配ではあります。
きんたん
ここ数日の噂を裏付けるようで期待が高まります。ミラーレスで出遅れたと言うことをキヤノンも認識しながら、攻勢に出ようという意気込みが感じられますね。
一方、2020年予想ではレンズ交換式よりもコンパクトの落ち込みが大きく、さらにプロ•ハイアマ向けに注力すると言っていますので、単価の高い高級路線が中心になるようだと、庶民としてはちょっと寂しいですね。
infoX
でも、一番気になるのはやはりミラーレス2マウントですね。
販売減を考えると正直そのまま行けるとは思えない。
それをどう落とし所を見つけるかが非常に興味があります。
norinagao2000
5D4ユーザーですが、5D3くらいから、やっぱりキャノンのカメラはすごいなっていう、感覚がなくなって来て、なんとなくapscでシェアを稼いで、大衆機を作ってるメーカーのイメージになってる気がします。今回の新しいR5や新レンズでそのイメージ巻き返してほしいですね。ヨドバシやマップに上位ランキングにも食い込むようなマニアに認められるようなカメラを期待してます。
Mスクエア
御手洗会長が約1年前に、「この先2年でデジカメが半減する。」と仰っていて まさかと思っていましたがそれ以上のペースで進んでいますね。
技術力のあるキヤノンさんですから、この苦境も乗り越えられると思いますが、どうなるでしょう。
全くジャンルが違いますが、「ナイキの3万円のランニングシューズ」 各大会での新記録更新で「使用禁止?」まで検討されているとか。
ただ、その価格3万円は、ランニングシューズとしては高いですが、大学生でも頑張れば手の届く値段。(途上国では、全くダメかもしれませんが)それでタイムが向上するのであれば、レースランナーだけでなく「趣味のランナー」も手に入れようと思うので爆発的に売れています。
キヤノンさんニコンさんも、ミラーレスは後出し組で何とか「技術力をアピールし高価なモデルばかりを出しています。」が、やはり「趣味のカメラマン」でも少し無理をすれば買える値段で出して欲しい。
受注生産のニコンのNoctやRマウントの85mm1.2 DSレンズは使ってみたいけれど供給が追い付かないほどの人気ですが、一巡すると、あとは「高値のカタログレンズ」になってしまうのではと危惧します。
やはり、ボディー+レンズで20万円を超えると、それは趣味とは言え贅沢品になると思うので、出来ればレンズ交換式デジカメも、上記の範囲の値段で良い写真が出来るように配慮して欲しい。
それこそ、10万円も出せば相当高性能な カメラ+通話+ネット接続+アルファの高級スマホが買えるのですから。
ob
キヤノンのカメラを長年愛用していますが
近年、キヤノンは魅力的なカメラを出せていない気がします。
コンシューマ向けビデオカメラ市場が崩壊してしまい、
アマチュアユーザーは動画撮影をスマホかミラーレスに頼るしかなくなってしまいましたが
ミドル~ハイアマチュアカメラの動画撮影機能が他社より大きく劣っていたり、
シャッターの基本性能も1D系以外のフルサイズは全てシンクロ1/200止まりだったり
センサーの解像力やトータルの画質でソニーに出遅れていたり
ユーザーのニーズと製品が噛み合っていない感じがします。
やはり業界の盟主であるキヤノンが熱くないとデジカメ市場は盛り上がらないので
今年はキヤノンにとって飛躍の年となるようなミラーレスカメラの販売を期待しています。
電脳仙人
シェアを背景に殿様商売だったキヤノンですが、流石にお尻に火がついて燃え盛っていることを認識したなら挽回のチャンスになるかも。中途半端なのに高額だったり安いから仕方ないと思われるような製品では商売できなくなりますよね。
強力な開発リソースを売れる製品に投入するのは経営の基本なのですが、これが結構難しいことです。2020年のキヤノン、画期的な新製品で凄い事をやらかしてくれることに期待したいです。
Sunflower
EOS R発売当初から、飛ばし記事のように
直ぐに高画質・高性能のRマウント機が出る。と言われ続け早一年。
性能差が歴然なのでαに溝を開けられた感は否めません。
Canonは一度冷静に、SONYに対抗する高性能機を開発するのではなく
無理せず、ユーザーニーズを汲み取った汎用機を作るべきではないかとも思いました。
正直、技術的な側面ではSONYに追いつけてないのが露骨で
それを追い越すために集中的開発を行うのか、もしくは
カメラが売れなくなるこの時代に、次のステップを打つかしなければ
案外簡単にシェアは削られていってしまうのでは?と本当に危惧してます。
Canon機の良さは、一言で言えばオールラウンダーなので
5DMarkⅱのような革新的かつ汎用性が高いRが出ることを期待します。