キヤノンのPowerShotやEOS M用のボディ内手ブレ補正の特許

Canon News で、キヤノンの小型カメラ(PowerShotとEOS M)用のボディ内手ブレ補正に関する特許が紹介されています。

IBIS in Powershots and EOS-M5 Mark II

  • この特許出願(特開2019-219650)は、小さなカメラへのボディ内手ブレ補正の搭載に関して述べられている。この特許の全ての実施例では、ボディISとレンズISの両方が使用されている。

    小型軽量のカメラでは、手ブレ補正ユニットの動作による振動がブレを大きくする。キヤノンは、このような手ブレ補正ユニットからの振動を減らす方法について述べている。

    特許の図から、キヤノンがミラーレスカメラとコンパクトカメラへのボディ内手ブレ補正の追加を検討していることは明らかだ。

    図のPowerShotは、G1 X Mark IVのように思われる。また、キヤノンはボディ内手ブレ補正付きのEOS M5 Mark II だと思われるカメラについても記述している。

    カメラの開発方法について詳述されており、これはキヤノンがボディ内手ブレ補正を搭載したPowerShotとEOS Mの開発を勧めていることを意味している。

    このことがEOS M6 Mark II がまず登場し、そしてM5 Mark II が未だ登場せずに、キヤノンが沈黙を守っている理由だろうか?

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canon_2019-219650_002.jpgこの特許ではEOS M5とPowerShot G1 X Mark III に似たボディの図を使って、小型機用の手ブレ補正(ボディ+レンズのデュアル)について詳述されているので、キヤノンはEOS MシリーズやPowerShot GシリーズにデュアルISを導入することを検討しているのかもしれませんね。

EOS M5 Mark II は登場しないという噂が流れいましたが、ことによると、CanonNewsが予想するように、小型機用のボディ内手ブレ補正を開発しているために登場が遅れているのでしょうか。