キヤノンのAPS-Cミラーレス用の120-360mm F5.5-7.1の特許

Canon News で、キヤノンのAPS-Cミラーレス用の望遠ズームの特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Canon 100-400 F5.5-7.1 APS-C Lens

  • この特許出願(特開2020-027156)のレンズは、わずか14枚構成で、比較的軽量でコンパクトなコンシューマー向けズームになりそうだと考えている。

    このレンズは像高が13.66mmなのでAPS-C用レンズで、RFマウント用かEF-Mマウント用だ。EF-Mマウント用のレンズは最大径が61mmに制限されているようなので、EF-Mの可能性は低いだろう。

    しかし、360mm F7.1の前玉は52mmなので、技術的にはEF-Mマウントの可能性はあり、キヤノンがEOS M用の望遠ズームを検討している可能性はあるだろう。

    焦点距離:119.97 218.00 360.96 
    F値:5.50   6.50   7.10 
    半画角:6.50   3.59   2.17 
    像高:13.66  13.66  13.66 
    全長(前玉からセンサーまで):179.62 192.93 233.56 
    バックフォーカス:15.03  15.03  15.04

canon_patent_2020-027156_001.jpg

キヤノンはRF100-500mm F4.5-7.1Lの開発を発表していますが、APS-Cでも同じような望遠端F7.1の軽量コンパクトな望遠ズームを投入するのでしょうかね。

このレンズがEOS M用なのか、EOS R用なのか気になるところですが、もし、EOS R用ならRFマウントにもAPS-C機が登場することになりますね。