タムロン「70-180mm F/2.8 Di III VXD」はソニー「FE70-200mm F2.8 GM OSS」と同等の光学性能

SonyAlphaRumors に、ドイツのサイトに掲載されたタムロン「70-180mm F/2.8 Di III VXD」とソニー「FE70-200mm F2.8 GM OSS」の比較レビューが紹介されています。

First review of the new Tamron 70-180mm f/2.8 FE lens

  • ドイツのユーチューバーKrolop&Gerstが、タムロン70-180mm F/2.8の初レビューを投稿している。

    最も重要ニュースは、タムロンがレビュアーに、このレンズの価格が1200ユーロ前後になると話したことで、この価格はソニーFE70-200mm F2.8 GM の半額を下回るものだ。加えて、タムロンの重さはわずか815グラムで、ソニーは1480グラムだ。

    ソニーFE70-200mm F2.8 GMが有利な点

    - ソニーの方がよりしっかりとした感触だ
    - 三脚座がある
    - インナーフォーカス
    - レンズ内手ブレ補正が搭載されている
    - 鏡筒にボタンがある
    - 望遠端が長い
    - 逆光耐性に優れている


    タムロン70-180mm F/2.8が有利な点

    - タムロンの方が隅がシャープ
    - 透過率が高く見える(実際のT値が1/3段が小さい)
    - 最短撮影距離が85cm(ソニーは96cm)
    - 大幅に安い
    - 軽い
    - 新しいAFシステムはスチルでも動画でも非常に速い

    レビュアーは、タムロンの光学性能はソニーと同等で、ソニーの20mmの望遠側の長さや鏡筒のボタンが不必要なら、タムロンが間違いなくベストの選択肢だと結論付けている。

 

タムロン70-180mm F/2.8は非常にコンパクトな設計にもかかわらず、FE70-200mm F2.8 GMと同等の光学性能を実現しているのは素晴らしいですね。この性能で価格も純正の半額以下、加えて、AFも純正よりも速いとなると、かなりの人気レンズになりそうです。