HUAWEIが換算240mmを含む5つのカメラを搭載した「P40 Pro+」を発表

HUAWAIが海外で、1/1.28型センサーや換算240mmの望遠レンズなどを採用した5カメラのスマートフォン「P40 Pro+」など、3機種のスマートフォンを発表しています。

「HUAWEI P40」シリーズ3機種が発表(ITmedia)

  • Huaweiが3月26日、Pシリーズの最新モデル「HUAWEI P40」「HUAWEI P40 Pro」「HUAWEI P40 Pro+」を発表。P40とP40 Proは4月7日に、P40 Pro+は6月に世界各国で発売する。5GやeSIMに対応しており、カメラのズーム機能や色再現性を強化した。
  • P40 Pro+は5000万画素の広角+4000万画素の超広角+800万画素の望遠×2に、深度測定カメラを加えた5眼で構成される。2つの望遠レンズはそれぞれ3倍と10倍の光学ズームに対応しており、画質劣化を抑えたハイブリッドズームは最大20倍、デジタルズームは最大100倍に及ぶ(P40 Proは最大50倍)。
  • 3モデルとも広角カメラには1/1.28型と大きなRYYBセンサーを採用しており、通常のRGGBセンサーと比べて40%多くの光を取り込めるという。最大ISO感度はP40が40万9600、P40 ProとP40 Pro+が20万4800を実現している。

    - 超広角カメラ 40MP 換算18mm f/1.8
    - 広角カメラ 50MP RYYB 換算23mm f/1.9 OIS(手ブレ補正)
    - 中望遠カメラ 8MP 換算80mm f/2.4 OIS(手ブレ補正)
    - 望遠カメラ 8MP 換算240mm f/4.4 OIS(手ブレ補正) 屈曲光学系
    - Tof Camera 深度測定用

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スマホに換算200mm超えのレンズを搭載するとはすごいですね。望遠レンズの厚さの問題を屈曲光学系で解決するのは、今後のトレンドになるかもしれません。ただ、中望遠カメラと望遠カメラは画素数が8MPと控えめになっているようです。

また、広角カメラは1/1.28の大型センサーが採用されているので、画質的にも侮れないものになりそうです。スマートフォンのカメラは、多眼化の方向にますます進化していきそうですね。