キヤノンのクーリングファン付きのEOS M ボディの特許

Canon News に、キヤノンの空冷システム付きの小型のEOS Mボディの特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Fan cooled EOS-M camera

  • この特許出願(特開2020-031285)では、EOS M100/M200に似たボディのクーリングファン内蔵のカメラについて記述されている。

    このカメラは空冷で、キヤノンは冷却方法と、内蔵マイクがファンの振動を拾うのを最小限に抑える方法について記述している。

    EOS M3桁シリーズの性能がブーストされるのだろうか? 現時点ではEOS M3桁シリーズの性能は他のEOS Mを下回っており、小さなボディと放熱の問題のため、M6 Mark II レベルの性能に近付くには、恐らく若干の助けが必要だろう。

    画像の607はクーリングファンで、これはディスプレイユニットに見える。実際にこれがどのように機能するのかは不明だ。この特許は超小型のRFマウントカメラにも関係があるかもしれない。

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キヤノンもクーリングファンを内蔵したパナソニックS1Hのような動画に主眼を置いたミラーレス機を考えているのでしょうかね。

ただ、実施例のボディがハイエンド機ではなく、エントリーのEOS M3桁シリーズなのが少々謎ですね。ことによると、このクラスの小型モデルにも6Kや8Kなどの高解像度の動画機能を搭載するつもりなのでしょうか。