パナソニックS 20-60mm F3.5-5.6 のインプレ&大きさの比較画像

Lumix Experience に、Damien Demolder氏のパナソニックLumix S 20-60mm F3.5-5.6 に関する簡単なインプレと、他の標準ズームとの大きさの比較画像が掲載されています。

Lumix S 20-60mm f/3.5-5.6 hands on

  • ワイド端の24mm(画角84度)と20mm(画角95度)の違いは、限られたスペースでの撮影では非常に大きい。
  • このレンズはフォーカスブリージングの抑制に力を入れている。サンプル動画では、若干のフォーカスブリージングが見られるが、これは最短撮影距離付近で起きているものだ。実際には(動画でピントを送るときに)最短にピント合わせることはあまりないので、問題はない。
  • ズーミングでのピントの移動はごくわずかで、通常の動画撮影ではほとんど気付かないだろう。
  • このレンズで特筆すべきは最短撮影距離の短さで、非マクロレンズで15cm(広角端の場合)まで寄れるのは驚くべきことだ。これは前玉から3.5cmだ。望遠端でも40cm(前玉から23cm)まで寄れるのは素晴らしい。
  • 画像左側のLUMIX S PRO 24-70mm F2.8 と比較すると、20-60mm F3.5-5.6の大きさは半分以下(重さはほぼ1/3)だ。

Lumix_s20-60f35-56_size_comp_001.jpg

比較対象の24-70mm F2.8やm4/3用の10-25mm F1.7が標準ズームとしては大きいレンズということもありますが、それを考慮しても20-60mm F3.5-5.6はかなり小さく見えますね。この大きさで広角端が20mmまで使えるのはとても使い勝手がよさそうです。

また、広角端ではかなり寄れるようなので、20mmの広角マクロとして使うのも面白そうですね。