ソニーがα5・α6を投入するのは収益性改善のため?

SonyAlphaRumorsに、ソニーがα5(またはα6)を投入する理由に関する噂が掲載されています。

Japanese source explains why Sony makes the A5-A6

  • 日本の情報筋がソニーα5(またはα6)について、次のように話してくれた。

    今月初めにxxx氏にソニーα5について話を聞いた。彼は、第1世代と第2世代のフルサイズ機(α7 IIまで)のボディの販売は継続されているが、年を追って販売価格が大幅に下がっていると述べていた。

    ソニーにとっての問題は、これらの機種の収益性が低いことで、これは昔の部品を使用し続ける必要があるためで、市場により安価な同等の代替部品がある場合でも、生産コストはそれほど下がらない。

    α7 II レベルのエントリーレベルのフルサイズカメラ「α5」の開発は、この問題の解決策だ。α5のスペックに関する詳細な情報は得ていないが、(開発に必要な)技術は既にあるので、α7S III の発表からそれほど時間はかからないはずだ。


  • α5(またはα6)の信頼できるソースによるスペックの情報
    - 9月中旬にエントリーレベルのフルサイズカメラが発表される。
    - α7 III と似たスペック(24MPセンサーで同じAF性能と推測)
    - α7S III と同様のバリアングルモニタを搭載
    - α6600と同じボディサイズ
    - ブイロガーやユーチューバー向け
    - バッテリーはNP-FZ100
    - USB-Type-C
    - シングルSDカードスロット
    - マイク端子とヘッドホン端子の両方を装備
    - W-Fi(11a/b/g/n/ac)とBluetooth

  • まだ確認が取れていない情報
    - α5xxx / α6xxxと似た金属とプラスチック混合の新デザインのボディ
    - バッテリーを収納するためにグリップは非常に大きい
    - 連写は5コマ/秒
    - ボディ内手ブレ補正
    - ポップアップフラッシュは非搭載
    - 77万ピクセル(230万ドット)、倍率0.6倍のポップアップEVF
    - α7S III と同じようなタッチパネル
    - 動画は4K24p 10bit 100Mbps、4K30p 10bit 100Mbps。50/60p 4Kも搭載されているが、s&qモードのみで動作し、クロップされ音声は無し。

 

ソニーの型落ちのモデルを下位モデルとして販売する手法は、ユーザーを広げるという意味では成功しているように見えますが、部品の維持が大変な旧機種を安価で売るのは、収益性の面からはあまり好ましくないのかもしれませんね。

α5(またはα6)が、初代や第2世代のαと置き換えることを想定しているのだとすると、価格設定は第3世代のα7 III よりはずっと安価になりそうですね。

ただ、当初の「1000ドル」という噂は、その後消えているようなので、そこまで安い価格設定は期待しない方がいいかもしれません。