・Leica committed to film and APS-C cameras
- 最近のLHSAメンバーとのディスカッションから、ステファン・ダニエル氏の興味深いくつかのコメントを紹介する。
- ライカがフイルムカメラに力を入れることを確認:
「この1年の間、フィルムカメラの生産が中止されるという噂が流れていたが、ダニエル氏は、フィルムカメラの生産継続に取り組むと述べた。彼はライカの中古フィルムカメラの需要が大幅に増加しており、新品のカメラは、入荷待ちになっていることを強調した。フィルムカメラに対する、このような感心の高さは、10年以上前にデジタルのMが登場して以来、初めてのことだという」 - EVFやボディ内手ブレ補正付きのライカMは登場しそうもない:
「レンジファインダーの代わりにEVFを搭載したライカMと、手ブレ補正を搭載したライカMのボディは登場しそうもない」 - ライカのAPS-C製品は今後も継続する:
「APS-C市場は非常に競争が激しく、特に富士フイルムとソニーはコストパフォーマンスに優れた製品を提供している。しかし、彼は『ライカCLはディスコンにはなっていないものの、何らかの刺激が必要だろう』と述べている。彼はAPS-Cはライカ製品群の一部であり、今後も継続していくことを確認した」 - ライカは24MPのライカMを当分の間継続し、新型の24MPカメラが登場する可能性もある(これはLHSAとダニエル氏の討論では無い。ライカはM10とM10-Dを最近製造中止にしている)。
「我々のドイツの情報筋は、いくつかの調査を行っており、M10-MとM10-R登場後に現行Mモデルを廃止する意図が無いことを確信している。幅広く生産が継続され、そして、何らからのサプライズさえあるかもしれない」
ライカがフィルムカメラから撤退するという噂をライカのディレクターが否定したので、フィルムカメラのMの愛好家の方はまずは一安心ですね。
デジタルのMに関しては、EVFやボディ内手ブレ補正は搭載しないということですが、このような機能が必要なユーザーは、LマウントのSLシリーズを使って欲しいということでしょうか。
24MPのライカMに関しては、新製品が登場する可能性もあるようで、「Mは使いたいが高画素機が不要」という人には嬉しいニュースかもしれません。
カタスマー
キヤノンもコシナもフィルムカメラを売らなくなり、ニコンもほぼほぼ撤退している中、ライカだけは高級機械式フィルム機を売り続けて欲しいですね。
まここ
新品のフイルムカメラも風前の灯という中、35ミリフイルムカメラの元祖が続けて行くと宣言したのは、フイルム派にとって心強いでしょう。
しかし、日本メーカーが「フイルムカメラの新型出します。但し、完全受注生産です。」としたら、いくらかかるのでしょうか。デジタルと共用できる部品も少ない上、コンパクトはデジタルもかなり縮小傾向にありますからね。
コンタ
ライカさん、フィルムカメラ続けてくれてうれしいです。
望遠系が苦手なレンジファインダーですが
そこで、あえて中望遠をターゲットにした
ファインダー倍率の高目のレンジファインダーの
フィルムカメラをお願いします。
もし、何でしたら、バルナック型みたいに
ファインダーと測距を別にしてもいいですから、
やまChan
部品供給の維持とも関係あるのかな。
修理ビジネスが小さくないドイツ製品には、よくある話かなと思います。
でも問題は感材ですね。
まともな品質のフィルムとラボは少ない上にお高い。
ひまわり
キヤノンやニコンよりも遥かに弱小のライカが今もM型ライカにレンズ、デジタルカメラもコンパクトからフルサイズ、中判と幅広く出しているのは皮肉ですね。資本力や資金力は遥かに日本メーカーの方が大きい。日本のカメラメーカーはライカを学ぶ機会ではないかなと思う。フィルムカメラ、今若い人の間でも人気で昔の高級コンパクトカメラが凄い高騰している。コンタックスT2なんて今7-8万です。中判のペンタックス67も凄い高騰してTTLモデルなんて15万近いし、ブロニカやマミヤの645辺りも凄い高い。もしニコンが35Tiや28Tiみたいなカメラ出せば結構売れると思う。キヤノンも同様。逆に言えばフィルムなら映像エンジン開発等要らないですからコスト安いし、高性能なレンズ付いたコンパクト機出せば売れるかも。今カメラ産業ボロボロだけど、意外と高性能なレンズ付いたコンパクトフィルム機出せばヒットして業績急上昇するかもしれない。ライカの昔のM型レンズも今かなり高騰。ツアイスもそうだけどその辺学ぶ部分多い。昔を懐かしがって使うお年寄りではなく若い人たちがフィルム機を使っているという点が大きい。
Hetkinen
富士フイルムにはGF670再販という奥の手が
ぶれげ
M10は思わず買ってしまいましたが、まだまだメインはフィルムのつもりでいます。こういう発表があるとすごく嬉しいですね。今日もM4初期とベッサTと一緒に撮影していてとても楽しかったです。高騰する前に8枚玉とか逆ローレットとかノクチとか買っておいて良かったですよ。
今少し古いカメラで撮影していると注目度が高い気がします。ニコンもDfの試作のF2っぽいデザインのものを出せれば若い人が食いつきそうです。最新高性能も良いのかもしれませんが、ライカの方針に生き残りのヒントがあったりして。
ぽめすけ
フィルムカメラ撤退の噂が出るくらいですから、あれだけ高価でかつ新品の需要を独占しても、あまり儲からないのが実情なのかもしれませんね。
フィルム小僧
総金属製機械式のカメラ、cmosモジュールを付けたらデジカメとしても使えるFマウント機。
ニコンがこんなのを出してくれたら無理しても買います。
日光観音
趣味の世界ですからいろんな道を選べるのはいいことですね。
ただライカにフィルムカメラを作り続ける体力があっても、フィルムメーカーや現像器具のメーカー、町の現像屋さんが先にいなくなっちゃうかも。
take
Kodakに体力があるうちに どこかの"ちゃんとした"メーカーが398000円、59800円、150000円(近辺)の3ラインでフイルムコンパクトでも出してくれたらいいのに なんて思いますね。 今日の若者層+マニア層から購買層をどんどん拡げていけばあるいはまた…。
snowlights
私も未だM6とM2で未だ月に10本以上フィルム通してます。
今こそ日本のメーカーはお家芸でもあるフィルムコンパクトを出したらヘタな中級ミラーレスより売れるかもしれない、、、いや、気のせいでしょうかね、、、。
どりゃー
フィルムカメラでの撮影は3年ぐらい前からちょっとした流行になって、コンパクトカメラでは高騰した中古アイテムも結構あります。
実際に撮影の増大はどんなもんでしょう。
キタムラのごく一部のお店には現像がかなりの本数集まったとかいう話を聞きましたが、フジフィルムがフィルムカメラを復活させるぐらいのムーブメントが起きたら凄いと思います。
香港・台湾などではかなり熱を帯びているようですが、一過性で終わってしまう流行かどうか気極めているぐらいの段階かな。
コシナやフジノンなら機械式フィルムカメラを新規に作るのは充分可能だと思います。
あたご
電子部品は、時間が経つと入手不可能、加工で作り出すこともできないですが、メカ部品は電子部品に比べてたら絶版後も図面さえあれば制作可能、それこそ3Dプリンタを使ったら少量多品種での製造も可能です。
そういう意味で、オートフォーカスがない時代のメカ比率が高い時代のカメラのレストアするサービスをキャノンもニコンもしたら、古い物から新たな価値(レストアサービス)を生み出すことができるのかもしれませんね。
M型ライカは、そういう意味では電子化率が低く、継続するにもレストアするにも長期にわたってサポートすることが可能なのかもしれませんね。
簡単な電子部品は汎用品で代用できたりしますし。
M-KEY
ニコンにはFM2を再生産して欲しい。
ファインダー倍率の低さは銀塩では大きなデメリットにならないというか
イーゼルに喰われる事を考えレバ、むしろ好都合です。
未来
>M-KEYさん
New Fm2の再生産には同意です。
先頃一眼レフ宣言したペンタックスにも作って欲しいですね。
で視野率の事ですよね、ファインダー倍率はそれなりに有ると思いますので・・・
SA-11
CLはパナソニックのようなPIPモードがあれば欲しいと思うのですが…。パナソニックの16-35mm F4を着けたらちょうどいいのではないかと思ってしまいます。
もりCマン
デジカメは正直、何年もつのか分からないところがある。
先日人気のないライカM5を安価に手に入れたが、案の上露出計は作動せず諦めていた。だがシャッターをきっているうちに、3日ほどたって露出計の針が振れてきた。露出アームの接触の関係かと思うが、50年も前のカメラが普通に使えるのは何とも不思議だ。
なかやん
ライカがフィルムカメラを継続できるのは、今まで連面と作り続けているからです。技術者がいて、部品があるうちは製造を続けられるでしょう。他方、ニコンや富士フイルムに再販を求める声がありますが、技術の継承者もなく、すでに金型や製造機械や工具も処分されているでしょうから、簡単ではありません。また、部品の多くは協力会社や工場に外注していて、それらを入手する術ももうないでしょう。(金型とか残しておくと課税されるらしいです)設計はともかく、技術者の育成や製造機械や工具、超高価な金型などから作るとなると、ニコンFクラスのカメラを新造すれば、販売価格は100万円以上になってもおかしくありません。中古のFが1万円台で手に入る現在、果たして購入してくれる人は何人いるでしょうか。新品フィルムカメラ、夢物語かと思います。
KT38
ライカを購入する層はフィルムのランニングコストあまり気にならないかも知れませんね。また、フィルム機を継続しなければ、コアユーザー層をライカに繋ぎとめられないのかも知れません。ブランド戦略と思います。
翻って、ニコン、キャノンのコアユーザーは果たしてどれ位フィルム機に価値を見出しているかによるでしょうね。今だと立ち位置が近いのはリコーPENTAXでしょうか。ハイブリッド機が出ないかと妄想しています。
電卓
最近は、もっぱらフィルムで写真を撮っています。
どうも、デジタルは、見慣れて、どれも大差無いように見えてきましたので、気分転換もありますが、日本の最新技術で作られたフイルム一眼レフが無いのが残念でなりません。
ライカは、ある意味時代遅れの産物である、レンジファインダーを残すことでフィルム機というものと、そのブランド力を維持することに成功しているように見えます。
個人的には、もはや、時代遅れの産物になる、一眼レフで行くと決めた、ペンタックスにフィルム一眼レフを出してほしいのですが。。
それも、中級機以上のもので。
RGVΓ
ライカがフィルムカメラを継続するのは素晴らしいことだと思いますが、他の方も述べられているようにフィルムカメラやフィルムが無くなるより先に現像ラボが無くなることが危惧されます。現像ラボは現像液の関係で現像本数が少ないと設備を維持できなくなるそうです。つい最近も京都市内に2つ有った現像ラボが共倒れを防ぐために1社に集約したとのことです。また、ノーリツ鋼機の現像ラボ機の修理も難しくなってるらしいです。フィルム写真を撮る方は写真にはお金がかかるものと考えて現像ラボの延命のためにフィルム写真を継続して撮り続けましょう。
M-KEY
>未来さん
そうです、視野率の間違いです。
FM2は生産完了から20年以上経っているから
再生産は難しいかもしれませんね。
トーヨー
今の技術を結集させたフィルムカメラが出たら凄いだろうな、と考えることがあります。nikon f7がもし開発されたらどういったものになっただろうかと。デジタルでも撮っていますが、最近またフィルムでの撮影も再開しているので、そんなありえもしない妄想をして楽しんでます。f6は10万以下で中古美品が出回っていたりするので、フィルムも始めやすいですよ。
何が違うのかとは明確には答えられないのですが、デジタルでは撮れないものが、フィルムでは撮れる気がします。それが何なのかは上手く言語化できないのですが…
f2er
新品のフィルム用M型ライカ・ボディが、他社を含むデジタル・ボディの価格に慣らされて、いつの間にか「安い」と感じるようになってしまった...(笑
デジタルカメラのマーケットでさえ縮小が続く中、写真マーケット全体で「趣味」志向が強くなってきていますね。デジタルカメラ大手も、そろそろ商品の方向性をよく考えなくてはならない時期になってきました。今までのようにマスプロダクションの発想を続けている訳にはいかないのでしょうね。
趣味性の強い人は、そろそろマンネリ化したデジタルカメラに飽き、フィルムカメラへ少し寄り戻しも起こっているように思います。「写真」よりも「カメラ」に関心がある人々中心に。
フィルムカメラを「新規」に継続的な事業化する企業は、無いでしょうし、ニコンは商売の面でも電子部品調達の面でもF6の継続はどこかの時点で難しくなり終了するでしょうから、事実上、ライカのみが継続することになるのでしょうね。
そして趣味性の高い、金属を豊富に使ったフルメカニカルなカメラを楽しむのであれば、中古のライカやニコンF/F2あたりが豊富に手ごろな値段で手に入ります。MマウントやFマウントは、趣味で楽しむMFレンズも豊富です。F2Tなどは、だいぶん安くなっていますから、愛玩するには良いかもしれません。
フィルムの現像ですが、大型の現像所の維持は難しいようですし、昔のように町の写真屋さんによる手作業での現像や、モノクロであれば自分自身で現像するような時代が近づいてきているかもしれませんね。もちろん、「町の写真屋さん」も従来のタイプのものではなく、最近ぽつぽつ増えつつある中古フィルムカメラの取り扱いや展示ギャラリーもやっている写真趣味化向けのHUBとなるようなお店になるかと思います。
小規模向けに新しい感光剤とプロセスが誕生しても良いかもしれません。フィルム写真文化の継続には、カメラボディの製造継続より、むしろそちらが重要かも。
kita
ペンタックスに期待。ライカに対する国産カメラ。
KT38さん、電卓さんに賛同です。
過去のメカニカル名機、LXを現在のシャッター、リタンミラーユニット、最高ペンタプリズムを利用してリバイバル出来ないでしょうか? 小型、薄型の為にAFや背面液晶なんて不要です。
陳腐化に関係ないメカニカルに特化した趣味性やコレクション感溢れる、後10年、20年と持って楽しめる手元に残しておきたいカメラ。 幸いペンタには絞り環の有るレンズがまだ販売されており中古を含めると相当なものです。 台数限定とすれば価格も30万前後なら実戦カメラ、未来に残したいコレクションカメラとして成立するのではないでしょうか。
Mスクエア
「ライカはフィルムカメラをやめない。」とは、凄いですが、それで経営が永続できるのか心配になってきます。
今の中古カメラの市場は、一部のマニアのフィルムカメラ買いが流行っているだけのような気がします。
でも、以前ライカのR8/9であった裏蓋交換で、フィルムもデジタルも可能みたいな物がでれば、それはそれで面白いかも。
今もネットでは、フィルムカメラのデジタル化商品が沢山ありますが、ニコンみたいなカメラメーカーが、純正ボディを利用したデジタルモジュールなんかを販売すれば、面白いかも。
ひまわり
フィルム写真の文化維持す為に助成金や補助金等投入した方が良いと思うけどね。伝統工芸等はそうした保護がされてるけど、写真は何にもないしね。メーカーも収益合わなくなったらやめてしまうのはごく自然なことで過去にそういうカメラがあったねになってしまう。新しいカメラの開発迄無理でも既存のカメラのメンテ維持位は助成金補助金投入して迄やって欲しいものです。ドイツの機械式カメラやスイスの機械式時計は経営考えたら厳しそうだけど、国家が保護産業として助成金や補助金で手厚い政策がなされているのかもしれませんね。日本は車はやっていると思うけどカメラはどうなんだろうね。
KT
数年前まで銀塩カメラでモノクロネガ撮影して自家現像から自宅暗室プリントまで楽しんでいました。が、度重なるメーカーの撤退や暗室用品の高騰、選択肢の減少を理由に昔のようには楽しめなくなってしまいデジタルに完全移行しました。
銀塩写真はギリギリのところで延命していますが、はっきり言って既に終わってしまった業界だと思っています。今は多くの人がラボ出しだと思いますが、ラボでプリントすると結局最終的にデジタル処理されるので、そうなると銀塩の価値って何なのかと。現在多く流通する中古カメラが故障して在庫が枯渇する頃には静かに終焉を迎えるのではないでしょうか。もちろん、どれだけ赤字を垂れ流そうと文化維持のために銀塩部門を維持し続けるライカや感材を作り続けるフジには敬意の念しかありません。