ニコンが「Z 50mm f/1.2 S」と「Z 14-24mm f/2.8 S」を正式発表

ニコンがZマウント用の2本の交換レンズ「Z 50mm f/1.2 S」と「Z 14-24mm f/2.8 S」を正式に発表しました。

「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」を発売

  • 株式会社ニコンイメージングジャパンは、「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズミラーレスカメラ対応の大口径標準単焦点レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」を発売する。発売時期は2020年12月予定。希望小売価格は30万9320円(税別28万1200円)。
  • 滑らかで美しいボケと極めて高い解像力を両立。
  • 絞り機構を中心に、対称型にレンズ群を配置する理想的なレンズ構成により、優れた光学性能を実現。
  • 画像の中央、周辺部問わず細部まで忠実に表現する高い解像力。
  • なだらかに変化する美しいボケの連続性と、後ボケの圧倒的な柔らかさを実現。
  • 「ナノクリスタルコート」と「アルネオコート」の採用で、ゴースト、フレアを抑えたクリアーな描写。
  • 「STM(ステッピングモーター)」を採用した「マルチフォーカス方式」により、静止画、動画を問わず高速・高精度・静粛なAF駆動。
  • フォーカスブリージングの抑制。

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「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」を発売

  • 株式会社ニコンイメージングジャパンは、「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズミラーレスカメラ対応の大口径超広角ズームレンズ「NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S」を発売する。発売時期は2020年10月予定。価格は35万2000円(税別32万円)。
  • 両面非球面レンズを最前面のレンズに採用したこと、および、ショートフランジバックを最大限に活かした設計により、世界最短の全長約124.5mmかつ最軽量の約650gと優れた光学性能を両立。
  • 画像中央部だけでなく周辺部まで「サジタルコマフレア」を効果的に抑制し、「点が点に写る」高い点像再現性。
  • ニコン独自の「ナノクリスタルコート」と「アルネオコート」の採用で、光によるゴースト、フレアを効果的に低減。
  • 付属の専用レンズフードを装着することでレンズ前側にネジ込み式フィルターが装着可能。また、レンズマウント開口部にフィルター枠を装備しており、シートタイプのフィルター(ゼラチンフィルター等)が装着可能。
  • 「ニュートラルカラーNC 112mm」(別売)と「円偏光フィルター II 112mm」(別売)を同時発売予定。

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ニコンから待望のZマウント用の大口径標準レンズと、大口径広角ズームが発表されました。これで標準単焦点レンズは3本になり、大三元ズームも完成して、Zマウントレンズもだいぶ揃ってきましたね。

Z14-24mm f/2.8はサジタルコマフレアの抑制がうたわれているので、天体用に最適なレンズになりそうです。フィルター径はかなり大きいですが、前面にフィルターが付けられるのは嬉しい仕様ですね。