43rumorsで、オリンパスヨーロッパのマネージャーのコメントが紹介されています。
・Olympus Europe manager confirms focus is now on "high end MFT cameras"
- Photolariが、オリンパスヨーロッパのマネージャーAlbert Marti氏に話を聞いている。以下は、その中の重要な部分だ。
- OMデジタルソリューションズは、これまでと変わらずOlympusの名称を使用する。
- 彼はPhotolariに、ミドルレンジとハイエンドに注力することを認めている。これは、たびたび示唆されていたようにPenシリーズをPEN-Fを除くよりシンプルなモデルに注力して、動画水準を引き上げることを意味するかどうかは明確ではない。
- (JIPが)譲渡を受けるのは、オリンパスの工場に加えて、ヨーロッパの製品の大部分を扱うポルトガルのテクニカルサービスを含む修理センターも含まれている。
OMデジタルソリューションズが「OLYMPUS」の名称をそのまま使い続けられるとしたら、新ブランドを一から浸透させる必要がなくなるので、今後のビジネスでかなり有利になりそうですね。
ただ、国内では「OLYPUS」の名称が使えるのは、譲渡後一定期間だけというSankeiBizの報道もあったので、永久に使えるのかどうかが気になるところです。
また、今後のm4/3製品がハイエンド中心になるという話は、これまで流れていた噂を裏付けるものですね。
カタスマー
これはひとまずの朗報ですね。
OMブランドのみにするとか、いっそ新ブランドを立ちあげるとかしていたら、
正直、あっという間に潰れてしまうだろうと思っていました。
海のおじさん
出来ればカメラ事業が続く限り、オリンパスの名前は使わせて欲しいす。
Hiro
ダットサンをニッサンにして販売に急ブレーキが掛かった実例も有ります。
ソニーの場合、カメラでは新顔でも、電機メーカーとしての知名度が高かったのも大きいでしょう。
全く新しいブランドってのは難しいですし、その手間も馬鹿になりませんから!
ただ、あまり高価格に特化してしまうと、フルサイズとバッティングするのが難しいところです。
Hetkinen
GH5Sですら初値30万円を下回っていましたから(フルサイズや中判と比較して)ハイエンドと言ってもたかがしれてるでしょう
E-M1Xは縦グリ付けっぱなしな人向けのスペシャルニッチ商品ですし
オリスキ
PENはなくすのではなく、現行のエントリー路線をやめて、質感・デザインにこだわった上級モデル1本に絞った方が個性が際立って良いかと。
高麗
PENシリーズのコスパと小ささは、単焦点と組み合わせて、OM-Dのサブ機として運用するのに助かっています。
PEN-fのような上位モデルだけでなく、ファインダーレスで小さいPENも、細々とでも続けて欲しいのですが...。
いっそE-PLではなくE-PMのサイズまで振り切ってくれれば、多少コスパが悪くなっても欲しくなります。
ちょぱー
「オリンパス」ブランド問題は、在庫商品が払拭するまで使えないとJIPがオリンパスから引き継いだ在庫(これも売却資産です)を売ることができなくなるので当分は使えるはずですが、JIP管理下で企画製造した新製品には使わないでしょう。
機種を絞るのはセンサーの仕様を統一させる目的で、位相差素子付きのセンサーを一定量発注し部品コストレベルを上げない目的でしょう。キヤノンのDPAFのようにどこにでも位相差素子がある訳では無いので、AFエリアや測距点を増やせばその度にセンサー仕様を一部変えて発注しなおさなければなりませんから、上位機種用の統一センサーの使い方で製品の性能差を出すのだと思いますが、JIP本隊が先々のことを明言するまでは話半分に聞いていた方がいいと思います。
KJ
営業的には厳しくとも売れているPENは、エントリー機なので
PENの上級モデル路線への舵取りは、はたして得策でしょうか
PEN Fを支持する方の声は大きくとも数は多くないように感じます、
ちょっとオシャレに女の子が斜めがけにしているのを多く見かけるPENですから。
PEN F にはNIKON Dfを感じるので、バルナックライカの
ようなダイヤルが多いカメラでなく、フィルム時代のペンのような
スッキリとしたスタイルで出たら良かったと思いました。
どりゃー
拡大のピークをとっくに過ぎたデジタルカメラ市場は浸透しているブランドでどれだけ継続的に事業を続けていくかという段階ですから、OLYMPUSもZUIKOもPENも使い続けられるのが好ましいですね。
あえて新規参入する商品カテゴリーならまだ交換レンズメーカーの大部分が未参入でソニー・パナソニック・フジフィルムがおそらく手掛けないキヤノンRF・ニコンZ用交換レンズでしょう。
ミラーレス専用ティルト・シフトレンズはまだなかったりしますし、フィッシュアイ・パンケーキ・クラシックテイストなどいろいろな製品が考えられます。
としにい
>在庫商品が払拭するまで使えないとJIPがオリンパスから引き継いだ在庫(これも売却資産です)を売ることができなくなるので当分は使えるはずですが、JIP管理下で企画製造した新製品には使わないでしょう。
そうでしょうか?
レンズにもOLYMPUSのロゴが付いています。
新しいブランド名を決めてしまうとOLYMPUSのロゴがついた全てのレンズを売れなくなるなんて事はあり得ないと思うのですが。
逆に、「OLYMPUSのロゴがついた全ての製品を売り切ってからじゃないと新しいブランド名が名乗れない」という事もあり得ないのでは?
個人的には当初から「会社名は何でも良いので製品にOLYMPUSのロゴはつけるべき。そうでなければ販売力がガタ落ちしてしまう」と主張してきたので、当面維持されるなら大歓迎です。
ちょぱー
としにい さん
どうも直接僕宛のようなので。
レンズも含めて商標というものはそういうものです。近年ではリコーがペンタックス買収の時にペンタックスの社名入りレンズと商品をリコー名義の銘板に変えました。ロットで切り替えたのでしょう。
今回はオリンパス側がJIPに事業売却していますからオリンパス側も最大限JIPには融通をつけているはずですが、それでも長期にわたって名称が使える訳ではありません。それが証拠にJIP側は既に商標をOMDと発表しましたよね?
ぺんたん
今後の新製品にOLYMPUSのロゴが使えるかはJIPがライセンス料を払ってでも使いたいと思うかどうかでしょう。
OLYMPUSの商標権は当然、本社が持っているわけですし、無断では使えません。
Taku
この内容の通りなら、当然国内でも同様に「OLYMPUS」のロゴを使い続けることができるでしょうから、とても嬉しい話です。
あとはミドルレンジとハイエンドに注力するのはオリンパスに限らず、各社自然な流れなのでしかたないですよね。
この期に及んでエントリーモデルに力をいれてもしかたないですし・・・。
PENについては、私もサブ機に使っていますし、ラインナップとしてはあっても良いと思うのですが、家電量販店に行っても、まだE-PL9が置いてあって、逆にE-PL10が置いてないなんて、絶対変だと思うんですよね。
生産数と在庫を適正化して、利益の出る形で販売を継続してもらいたいです。
yam
「オリンパス」という、これから作っていく会社とは違う会社名を名乗るのは、メジャーな会社に買収されない限り、短期的にはメリットだと思いますが、長期的にはデメリットだと思います。
ただ、縮小市場の中で長期的なビジョンを描けるか、でしょうか。