タムロンが国内工場人員の4割に当たる200人の希望退職を募集

日経新聞に、タムロンの人員削減と決算に関する記事が掲載されています。

タムロン、希望退職200人募集 国内工場人員の4割

  • タムロンは9日、デジタルカメラの交換レンズなどを製造する青森県の2工場で働く従業員を対象に、200人の希望退職を募ると発表した。希望退職の募集は1992年以来およそ30年ぶりで、国内工場人員の約4割に相当する。
  • スマートフォンの台頭によるデジカメ市場の縮小に加えて、新型コロナウイルスの影響により需要が落ち込んでいる。
  • タムロンは2020年12月期通期の連結純利益を前期比58%減の22億円と見込む。新型コロナの感染拡大による需要の急減にともない、5月から工場で部分的な休業を続けている。

 

タムロンは最近は交換レンズの販売ランキングでは常に上位にランクインしていて、勢いがあるように見えますが、やはり新型コロナや市場縮小の影響は大きいようですね。

カメラ業界は厳しい状況が続いていますが、タムロンには、今後もコストパフォーマンスに優れた魅力的なレンズを造り続けて欲しいものです。