ケルンメッセがフォトキナの事実上の終了を発表

フォトキナの運営組織であるケルンメッセが、フォトキナの無期限の開催休止を発表しています。

Photokina is cancelled indefinitely(DPR)

  • フォトキナはイメージング市場の縮小のため、ケルンを拠点に開催していたイベントを無期限で休止することを発表した。主催企業であるケルンメッセのジェラルド・ボース氏は次のように述べている。

    「残念ながら、現在の写真業界はイメージングの国際見本市を開催できる状況にない。70年の歴史を共にしてきた我々にとって、このハードカットは非常に困難なことだった。親密な関係を築いてきた業界のこの流れを目の当たりにすることは、我々にとって非常に辛いことだが、我々はこの状況と向き合って、フォトキナを継続しないという明確な決定をした」

    フォトキナを無期限に休止するという決定は、ケルンメッセがドイツの写真産業協会と緊密に連携して行ったもので、プレスリリースのタイトルにある「追って通知があるまで停止する」が1950年から続く写真ショーとの別れであることは明らかだ。

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歴史のあるフォトキナが終了してしまうとは驚きですが、カメラ市場の縮小と新型コロナウィルスのダブルパンチで、どうにもならない状況になってしまったのかもしれませんね。来年はCP+は開催されるようなので、フォトキナがなくなってしまった分、こちらは盛り上がって欲しいものです。