シグマが「fp L」と外付けEVF「EVF-11」を正式発表

シグマが6100万画素のフルサイズミラーレスカメラ「fp L」と外付けEVF「EVF-11」を正式に発表しました。

『SIGMA fp L』 発表および発売日・価格決定のお知らせ

  • 株式会社シグマは、SIGMA fpシリーズの新機種として、有効約6100万画素のフルフレーム・ベイヤーセンサーを搭載した『SIGMA fp L』を発表する。
  • fp LにはSIGMA史上最高画素数となる有効約6100万画素のべイヤーセンサーを搭載。fp Lにはローパスフィルターを搭載することでモアレの発生を極小まで抑えている。
  • STILLモード・CINEモード共通で使えるクロップズーム機能を搭載。有効約6100万という有り余るほどの画素数を活かし、最大の5倍ズームではFHDの解像度で記録することができる。タッチパネル式LCDモニターを利用し、ピンチアウトによる直感的なズーム操作も可能。
  • 高精度なコントラストAFに加え、fp Lには速度に優れた像面位相差AFを採用。
  • カメラ起動中のUSB給電に対応。ウェブカメラとして使う場合はPCとUSB接続をするだけで、映像と音声の入力と同時にPCからの電源供給も行える。

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EVF-11 発表および発売日・価格決定のお知らせ

  • SIGMA ELECTRONIC VIEWFINDER EVF-11は、SIGMA fpシリーズ専用の外付け電子ビューファインダー。0.5型、約368万ドットの有機ELパネルを使用した高解像・高輝度なファインダーが撮影への没入感を高め、より一層撮影を楽しめる。
  • チルト機構、外部接続機器との拡張性、機能的なユーザーインターフェイスなど、撮影時の利便性と快適性を細部まで考慮している。
  • SIGMA fpは後日ファームウェアアップデートで対応予定。
    発売予定日:2021年4月16日(金)
    希望小売価格(税込):82,500円

sigma_EVF-11_of_001.jpgシグマ「fp L」のスペックは61MPのベイヤーセンサーですが、ローパスフィルターを搭載しているのがα7R IVとの大きな違いですね。像面位相差AFを搭載しているので、AF性能は大きく改善しそうです。

ボディは基本的にfpから変わっていないようですが、背面ダイヤルを重くしたり、MODEボタンの誤操作しにくくする、端子ラバーを開きにくくするなどの細かい改良が施されているようです。

機能的には、設定をQRコードの画像で保存して読み出すことができる機能や、モニタのピンチアウトで5倍までズームできるクロップズームなどが興味深いところです。USB給電のみでWebカメラに使用できるのも便利そうです。

価格は、オンラインプレゼンテーションによると税込みで27万円前後とのことで、61MPセンサー搭載機としてはリーズナブルですね。