iPhoneの2023年モデルに屈曲光学系のズームレンズが搭載される?

DPReviewに、将来のiPhoneに搭載されるカメラユニットに関する噂が掲載されています。

Apple analyst says periscope-style optical zoom coming to iPhone

  • 昨年の7月に、アップルサプライチェーンアナリストであるMing-Chi Kuo氏は、2022年に屈曲光学系のカメラモジュールがiPhoneに採用されることを予想していると述べた。

    その予想が実現するかどうかは、まだ分からないが、同氏は新たなリサーチノートを発表し、AppleがiPhoneに屈曲光学系のカメラモジュールを搭載すると再び主張している。しかし、今回は、2023年のiPhoneが登場するまでは、屈曲式の光学系が導入されることはないだろうと述べている。

    屈曲光学系のズームカメラを内蔵したスマートフォンは、すでに市場に多数存在している。ズーム機構の仕組みはデバイスによって多少異なるが、基本的な原理は、光路をミラーを使ってセンサー側に曲げることで、より優れた望遠レンズを実現する光学設計だ。

    Appleは屈曲光学系のレンズの特許を2016年に出願しており、すくなくとも5年前から、真の光学ズームの採用を検討していたことが分かる。

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まだ少し先になりそうですが、iPhoneも屈曲光学系を採用した光学式ズームレンズを搭載してくる可能性が高そうですね。屈曲式光学系の採用でスマートフォンが望遠に強くなると、撮影範囲は大きく広がりそうですが、一方でコンパクトカメラはますます厳しい状況になりそうです。