2021年2月のデジタルカメラ出荷は金額ベースでは前年を大きく上回る

CIPAが、2021年2月分のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。

デジタルカメラ統計

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交換レンズ統計

cipa_2021_02_004.jpg2021年2月のデジカメの出荷数量は前年同月比で99.2%(金額ベースで120.2%)と、台数ベースではほぼ前年並み、金額ベースでは前年を大幅に超えています。昨年の2月は、まだ新型コロナの影響がそれほど大きくなかった時期なので、今年の2月はかなり健闘していると言ってもよさそうですね。

カメラのうち、レンズ一体型は前年同月比で108.8%(金額ベースで81.5%)と、これまでとは打って変わって好調で、台数ベースでは前年を超えていますが、製品単価は安かったようです。

レンズ交換式は94.4%(金額ベースで129.7%)で、台数ではわずかに前年を下回っていますが、金額ベースでは大きく前年を超えており、こちらはレンズ一体型とは逆に製品単価が前年から大きく上がっているようですね。

一眼レフの総出荷は約19.8万台、ミラーレスは22.9万台で、台数ベースでは一眼レフとミラーレスの差は約1.15倍ですが金額ベースでは約3.07倍で、台数では一眼レフは健闘していますが、単価はミラーレスの方が遥かに高いようです。