キヤノンが、2021年12月期 第1四半期の決算を発表しています。
- 当四半期は売上は7.7%増の8,427億円と、2018年第2四半期以来、11四半期ぶりに増収となった。営業利益については114.6%増の706億円、純利益は102.9%増の445億円と、前四半期に続いて大幅増益となり、コロナ禍前の2019年も上回った。
- カメラについては、需要は堅調に推移しており、2021年の市場見通しは、前回計画同様となる580万台と、前年から微増で見ている。
- 第1四半期は、昨年下期に発売した「EOS R5」と「EOS R6」が牽引役となり、販売が好調に推移したことから、対前年で大幅な増収となった。また、強力なカメラ本体と製品数を増やした収益性の高いRFレンズの相乗効果により平均売価が上昇し、オンラインによる効率的な販売活動が定着したことで、収益性の改善につながっている。
- 年間では、第1四半期の販売状況を踏まえ、当社の台数見通しを前回から10万台引き上げた290万台とし、売上も上方修正する。
- Rシリーズの魅力を高めることでフルサイズカテゴリーでのシェアをさらに伸ばし、対前年増収を目指す。
昨年はコロナ禍の影響でキヤノンのカメラ事業はかなりの影響を受けましたが、2021年Q1はEOS R5 / R6 の販売が引き続き好調で、急速に回復しているようです。通期のカメラの販売見通しも上方修正されていて、カメラ事業に関しては明るいムードになってきたという印象です。あとは、交換レンズの供給不足が大きな課題ですね。
乾
EosR6、R5の動物瞳AFで特に鳥AFに関しては現状では未だにα1よりも優秀というレビューも多いですからこれほどのオートフォーカスがバーゲンプライスで買えるとなれば売れるのも納得です。
亀の仙人
かつては「出し惜しみのキヤノン」と陰口を叩かれていましたが、R6,R5では最先端技術を惜しみなく注入し市場に問いました。そして市場は熱狂をもって迎えました。
元気のない日本での攻めの姿勢には拍手喝采です。まだまだ新しい技術はあると思うのでこれからもこの姿勢を貫いてほしいですね。
まさやん
CanonはR5、R6が、ここまで売れるとは予想していなかったのかもしれませんね、まだまだ一眼レフも売れているCanon、全体のシェアはトップなので、今後のR3や、出てくるであろうR1が、控えているので、これらが出揃ったらかなりミラーレスカメラでも、SONYを追い詰める事になりそうです。発売された当時はR5高いなぁって思っていましたが、他社のカメラと比較したら、けっこうこのカメラ、コスパ凄くねって思います。Canonはカメラ本体だけでなく、レンズも、かなり売れ行き好調で、SONYの様にレンズラインナップが、充実しているとはいえ、サードパーティ製品にシェアを奪われているので、本当に凄いレンズを出さないと売れない現実があります。後は供給不足を解消しないといけませんね。やはり日本製のCanonのレンズは、生産ラインが、海外と比べて、規模的に小さいのでしょうか?同じCanon製品でも海外生産品は供給不足になっていません。
蘇にお
仮にR6とRの間を埋める機種が出たらフルサイズミラーレス台数でもソニーに迫りそうなくらい最近は勢い感じますね