Xiaomi(シャオミ)が、ティーザー動画で予告されていた液体レンズ搭載の折りたたみ式のスマートフォン「Mi MIX FOLD」を正式に発表しました。
- Xaiomiは、同社で最初の折りたたみ式スマートフォンMi MIX FOLDを正式に発表した。MIX FOLDは8.01インチWQHDの内部ディスプレイと、6.52インチの外部ディスプレイを搭載し、プロの写真撮影に最適化された、独自のSurge C1画像処理エンジンと、スマートフォンの初のリキッドレンズ(液体レンズ)を採用している。
- 液体レンズは人間の目のバイオニクスの原理を応用しており、透明な液体をフィルムで包んだ構造のレンズをXiaomi自社開発による高精度モーターで、球面の曲率半径を正確に変更することができる。これにより、3倍の光学ズームと、最大30倍の望遠、最短撮影距離3cmを実現しており、1つのレンズユニットで2つのレンズユニットの機能をカバーしている。
- リキッドレンズは、高い光透過率、超低分散で、厳しい環境に対する優れた耐性を持っており、-40℃の低温から60℃の高温まで流体の形態を維持し、安定した長持ちする高品質の光学系を保証する。
- Mi MIX FOLDには、108MPのメインカメラと、123度の画角を持つ13MPの超広角カメラも搭載されている。
液体レンズを採用したスマートフォンが本当に登場しましたね。液体レンズは曲率が自由に変更できることに加えて、透過率に優れ、超低分散ということなので、かなり優れた特性を持っているレンズのようです。
心配している人が多かった耐久性や耐低温性能も十分ということなので、今後広く普及する可能性があるかもしれませんね。将来のデジカメへの応用も期待したいところです。
Oort
これまでのカメラの常識を変える可能性がある楽しみな進化ですね。
使ってみたいです。
to
この技術が確かなもので普及すれば、スマホのセンサーサイズの大型化も相まってコンデジが本格的に淘汰されそうですね。機能や画質で肉迫されるとスマホを内蔵できない純粋なカメラではもう対抗できないでしょう。
お茶
すげえ、ついに液体レンズなんてもんができたのか。
たもき
白内障用の眼内レンズが先かと思っていましたが、こちらが先でした。考えてみれば人間よりスマホの方が組込み易いので当然と言えば当然ですね。しかし、スマホは色々な技術が投入されて本当にすごい。
:m2c
出ましたね液体レンズ。
個人的には、色ズレや光量落ちなどを実写写真で確認してみたいですね。
野鳥好き
この液体レンズは様々な利点がありますが欠点は大型レンズに向かない事。
つまりスマホに向きフルサイズレンズにもっとも不利な技術です。
この技術が成功し普及するようになったらフルサイズミラーレスも危ういかもしれません。
NAC
光学3倍がどれくらいの範囲か明記されていませんが、21mm〜63mmくらいであればかなり魅力的です。
ゆきん
ifixitの分解が楽しみ
X-T44
ほぼ1インチセンサのMi 11Ultraに続き、面白いカメラを搭載したスマホがどんどん出てきますね。
しかし液体レンズ…イメージが湧かないです笑 収差の補正などはどうしているのでしょうか。気になります。
Oort
これまでのカメラの常識を変える可能性がある楽しみな進化ですね。
使ってみたいです。
クッキー
画素数が108MP(1億800万画素)とは恐れ入りました。
ダイナミックレンジや感度等の問題を圧倒的な画素数と高速連写の多重露光で無理やり ねじ伏せる作戦で来ましたか。
スマホの進化は留まる所を知りませんね。
kr
極小の電動ズームや屈折光学系が流行ると思っていたらもっと上が来ましたね。
最近はブランドコラボのレンズの搭載も増えてカメラメーカーはスマホに向かう未来もあるのではと思っていましたが、
どうやらそういうことにはならないようですね。
多眼化は言ってしまえばただの力技でしたが、これはもっと影響力がある技術に思います。
えび天
数年前には
レンズは光学だから小さなスマホカメラではどうしようもない
というようなコメントも多く見かけましたが
技術の進歩は凄いですね。
カメラの立場はますます無くなっていきますね。
Audubon
ついに液体レンズが市販されるのですね。この発明によって日本が先行していたカメラ技術を中国が大逆転するかもしれないですね。中国の開発力、資金力からしてあっという間にスタンダードになってもおかしくないでしょう。
YON2
試みは面白いですが、光の屈折がそう簡単にできるんでしょうか?
これから多くのレヴューがいろんなサイトで掲載されるでしょうから楽しみですね。
兎にも角にも、中国のパワーの恐ろしさを感じます。
どりゃー
凄い未来的カメラテクノロジーですね。
実現に至ったこのカメラモジュールはどの辺のメーカーが手掛けているのでしょうか?
折りたたみディスプレイも今後爆発的に普及すると思います。
このスマホは折り畳み内側ディスプレイが凄いだけではなく
外側のディスプレイも充分なものを搭載しているようですね、
アップルがターゲットにするであろう次世代スマホだと思いました。
ポンコツ
カメラとしては台数的にスマホがカメラ専用機よりも圧倒的に巨大ですし、液体レンズ技術が熟成されると、パテント次第では光学機器メーカーは再編されてしまう可能性を感じますね。
固体レンズが大型センサー用途を独占維持したとしても、市場規模としては小さなものになるでしょう。
いわゆる一眼カメラ市場への影響は避けられないと思います。
ほやぼーい
ブレイクスルーです 日本企業は危機感を持ってほしいですね、カメラも家電製品の様になってしまいますよ!
Taku
ワクワクするような面白い技術ですね。
正直現状では他眼方式に対してメリットは無さそうですが、将来的にこの技術がどのように進化していくのかは楽しみです。
あとは他の方もコメントしていますが、今の日本企業は「良い意味で無駄」な技術を開発する余力がないので、こういった面白い商品が生まれなくなりましたね。
その点はとても残念です。
とうま
液体のデメリットはいろいろ聞きましたが
実際に商品になって目で見て確認できるのはいいですね
たまこ
意外とこういうパーツ日本が作ってたりすることも多いのでそこまで悲観する事でもないと思うんですけどね
作ったはいいけどどこに売り込んだらいいのか分からないって感じで埋もれてる技術多いですよ日本
どりゃー
たまこさん
スマホのカメラモジュールはラーガン・サニーなどの台湾企業やシャープ傘下のカンタツなど専業メーカーがおおむね独占していて、日本カメラメーカーとは全く違う業界構造になっているようなんですよ。
カメラモジュールの進化によって従来型カメラメーカーの活躍領域がどんどん狭くなっている厳しい現実のようです。
SXG7
早くサンプル画像を見てみたいものです。
初めての液体レンズ搭載スマホなので、物珍しさ優先で解像度などの性能は妥協も見られるのではないかと思っていましたが、108億画素のイメージセンサーを使うくらいならば相当レンズの性能自体にも自信があるのでしょう。リサイズなしのサンプル画像をぜひ見てみたい。
それからフロントカメラの20MPというのもすごいですね。これなんかは誰が欲しているのか? 客に20MPの意味合いを詳しく理解させたなら、そんな毛穴まで見えてしまうカメラなんて要らないとなりそうです。フロント20MPと聞いてしまうと、もしかするとリアの108MPも単にスペック表のためのスペックであるのではないか?とも考えてしまいます。
スナッキー
工業用では以前からある方式ですが、スマホで常用する程の小慣れた技術になってきているんですね。
コレを使った小さなデジカメが欲しいかも。
ジェラ
スマホって数年周期で必ず買い換えるというのが決まっていて、これを一眼カメラに当てはめればボディとレンズを短いスパンでまるごと買い替えて使い続けるような形になっている。
その都度、センサーとレンズが新しくなって、ディスプレイが高精細で綺麗になって、時には今回の様な新技術が盛り込まれ、映像処理やレスポンスまで全て良くなるってのはカメラ側から見るとなかなかにエグい方式です。
変わった技術もAppleが採用する頃には一般的になっているし、圧倒的なユーザー数を背景にそうやって一眼とは違うカメラのスタンダードを構築していくパワーがありますね。
蘇にお
108MPについてですが、私の妻もそうなんですがスマホで撮る人はガンガンデジタルズームを使うんですよね。
広角で撮ってからクロップした方がって言っても画素数減るとかがわからないようで。
なので、スマホユーザーにはデジタルズームしても綺麗に撮れるってことでいいのではないでしょうか?
ゴエ88
昭和40年代の雑誌のオマケカメラのレンズが液体レンズでしたね。
ビニールに液体が入っただけのものでしたが懐かしい。
今の技術だと曲率を制御するんですね。