パナソニックはフルサイズとm4/3の両方を維持・拡大していく

パナソニックがYouTubeのLUMIX公式チャンネルで、LUMIXの2021年の製品戦略についてコメントしています。

Introducing LUMIX Business Strategy and New Products in May, 2021

  • LUMIXのレンズ交換式カメラは、フルサイズシステムとm4/3システムの2本柱で両方を維持し拡大していく。表現力で有利なフルサイズと、携帯性に優れたm4/3の両シリーズの特徴を活かして、将来、ますます多様化する画質や機能への要望に応える商品を提供する。
  • フルサイズシステム:究極の画質、ダイナミックレンジ、高感度性能。
  • マイクロフォーサーズシステム:ハイスピード、携帯性。

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  • パナソニックは現在のGH5のユーザーを用途によって2つの系統に分け、2つの新しいカメラを開発した。1つはより高度な用途向けに進化したモデルのGH6(プロのビデオグラファー向け)、もう1つはライブストリーミングをより簡単に実現する改善されたべーシンクな動画機能と追加機能を持つGH5II(ユーチューバー、ブイロガー向け)だ。

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パナソニックがフルサイズに参入して、m4/3の将来を心配する声も多かったようですが、ここではパナソニックはフルサイズとm4/3の双方に力を入れていくと述べており、また実際にGH6とGH5II、25-50mm F1.7の新製品群をアナウンスしているので、m4/3ユーザーの方はまずは一安心ですね。

GH6とGH5II に関しては、プロのビデオグラファー向けと、ユーチューバー/ブイロガー向けと対象となる顧客が明確に分けられているようで、動画メインの機種を2系統に分けるというのは面白い試みですね。