2021年5月のミラーレスカメラの販売台数シェアでソニーが首位をキープ

BCN+Rに、2021年5月のミラーレスカメラのメーカー別シェアと機種別シェアに関する記事が掲載されています。

売れているのはソニー?キヤノン? ミラーレス一眼市場の最新動向

  • 「BCNランキング」によると、2021年5月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数は前年同月比133.1%と4月に続き前年を超えた。昨年は緊急事態宣言の影響で販売が急激に落ち込んだため、市場がどの程度回復してきたかの判断は難しいところで、緊急事態宣言明けからが本当の勝負になりそうだ。
  • メーカー別の販売台数シェアの首位はソニーがキープ。ただ2位のキヤノンはさらに差を詰めており、下半期は両社によるトップ争いが熾烈になりそうだ。1月以来、シェアを落としていたOMデジタルソリューションズはようやくシェアの下落が底を打ち、4カ月ぶりに富士フイルムを上回った。

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  • シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、ソニーの「α6400」が首位。キヤノンの「EOS Kiss M2」「EOS Kiss M」が続く。

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キヤノンはKiss M / Kiss M2 が引き続き好調で、ソニーとのシェアの差を詰めていますが、ソニーは低価格機中心のBCNランキングで、α7Cやα7 III などの高価なフルサイズ機をランクインさせているので、製品の単価はかなり高そうですね。

富士フイルムは、2月以降はシェアが右肩下がりになっているのが気になるところです。オリンパス・OMDSは1年近くずっと右肩下がりでしたが、OMDSになってから初の新製品も登場したので、ここからの巻き返しに期待したいところですね。