キヤノンの「EOS R3」の次のカメラは「EOS RP」の後継機?

Canon Rumors に、キヤノンの今後登場するRFマウント機に関するいくつかの噂が掲載されています。

Canon will introduce new "affordable" RF mount cameras [CR1]

  • キヤノンEOS R3は、早ければ来年末にEOS R1が登場するまでキヤノンのRFマウントのフラッグシップ機となるだろう。

    このEOS R3が発売され、そして、サプライチェーンの問題が解決された後は、キヤノンはRFマウントの下位モデルに力を入れると聞いている。

    EOS RPの後継機が登場するが、これは明らかにRFマウント機の新しいエントリーレベルのカメラになる。このカメラの価格は、アグレッシブなものになるだろう。

    RFマウントのAPS-C機も準備が進められている。このカメラは価格的にEOS RP後継機よりも上に位置し、RFマウント機で最もコンパクトなカメラになる。

    噂の行間を読むと、このAPS-C RFマウントカメラが、多くの人が期待しているEOS 7Dシリーズの後継機になるとは思えない。私が誤って捉えているかもしれないが、現時点ではそのように感じている。

    個人的には、現在の市場では、EOS M6 Mark IIやEOS M5のRFマウント版の方が7Dのミラーレス版よりも売れると思っている。

    また、EOS Rの直接の後継機は、登場しそうもない。価格的にはEOS RP後継機とEOS R6の間に位置するフルサイズ機があると想像しているが、そのようなカメラの噂は聞いていない。

 

EOS Rシリーズは、販売が好調なEOS R5 / R6 に比べてEOS R / RPは今ひとつパッとしないので、EOS R3発売後にキヤノンが低価格機へのテコ入れを考えてても不思議はありませんね。EOS RP後継機が、どこまで上位モデルの機能を取り入れてくるのか興味深いところです。

また、EOS R1に関しては「早ければ来年末」と述べられているので、順調に開発が進んだとしても登場はかなり先のことになりそうです。注目のRFマウントのAPS-C機は、小型化が重視されているようで、7Dシリーズとは別路線のカメラになりそうな雰囲気ですね。