キヤノンの「35mm F1.4」「24mm F1.4」「22mm F1.4」の特許

特許情報プラットフォームでキヤノンの「35mm F1.4」「24mm F1.4」「22mm F1.4」の大口径広角単焦点レンズの特許が公開されています。

J-PlatPat(2021-113905)

  • 本発明は、光学系に関し、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、放送用カメラ、銀塩フィルム用カメラ、監視カメラ等に好適なもので、フォーカス群の小型化を達成しつつ、広い物体距離の範囲にわたって収差を良好に補正可能な光学系およびそれを有する撮像装置、撮像システムを提供することを目的とする。

  • 35mm F1.4の実施例
    焦点距離:35.00
    Fナンバー:1.42
    半画角(度): 31.73
    像高:21.64
    レンズ全長:126.05
    BF:11.06

  • 24mm F1.4の実施例
    焦点距離:24.17
    Fナンバー:1.42
    半画角(度):41.83
    像高:21.64
    レンズ全長:124.64
    BF :11.06

  • 22mm F1.4の実施例
    焦点距離:22.00
    Fナンバー:1.42
    半画角(度):44.52
    像高:21.64
    レンズ全長:125.60
    BF:11.06

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キヤノンはRFレンズでは、RF85mm F1.2LとRF50mm F1.2Lの2本のF1.2の大口径単焦点レンズをリリースしていますが、RFの大口径の広角レンズは特許のようなF1.4のレンズになるのか気になるところです(特許のレンズはバックフォーカスが短めなので、そのままではRFレンズには使えないかもしれませんが)。

F1.2のレンズは大きく重く高価なので、バランスの良いF1.4の単焦点レンズもできればラインナップして欲しいところですがどうなることでしょうかね。