ニコンが2022年Q1の決算で黒字化、通期見通しも上方修正

ニコンが2022年3月期の第1四半期の決算を発表しています。

決算短信・説明会資料

  • 当第1四半期連結累計期間は、映像事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による市況悪化からの回復基調が継続した。
  • 映像事業では、ミラーレスカメラ用交換レンズのラインナップを拡充させ、ミラーレスカメラを中心にプロ・趣味層向け中高級機の拡販に努めた。これらの結果、新型コロナウイルス感染症拡大の影響があった前年同期に比べ市場が回復したこともあり、増収増益となった。

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ニコンのQ1の決算では営業利益が連結で199億円(うち映像事業が92億円)と黒字化を達成しています。映像事業は「ミラーレスカメラや高単価の交換レンズの販売が好調に推移」と述べられているので、Zシリーズのカメラやレンズの販売は好調のようです。通期の見通しも70億円上方修正と、かなり明るくなっていますね。

製品に関しては「引き続き、プロ・趣味層向けの製品の拡充を進める」と述べられているので、これまで通り中級機~ハイエンド機が中心の展開になりそうです。