ニュージーランドのソニー公式サイトが、レーザー光線によるイメージセンサーの損傷についての注意喚起を掲載しています。
・Can the camera image sensor be damaged by laser?
(found via Image Sensors World)
- (カメラのイメージセンサーがレーザーで破損することはあるのか?)
レーザー光線などのビームをレンズに直接当ててはいけない。これは、イメージセンサーの損傷やカメラの故障の原因となる。
屋外でも野外でも、レーザーディスプレイがある環境では、レーザーがカメラのCMOSセンサーに直接または間接的(反射物から跳ね返ってきたレーザー光線)にダメージを与える可能性が高い。
イベントやコンサートなどでしばしば使用されるレーザーディスプレイですが、レーザーの光がレンズに当たると、センサーが破損することがあるようですね。実際にYoutubeでレーザーディスプレイでデジカメやスマホなどのセンサーが破損する動画が結構公開されているので、イベントなどの撮影では注意した方がよさそうです。
スチルのみの撮影でよければ、一眼レフなら露光中以外はセンサーがミラーやシャッター幕で保護されるので、レーザーディスプレイのあるイベント等での撮影では、スマホやミラーレスカメラよりはセンサーが壊れにくいかもしれませんね。
YOGA
1眼レフだと出力の強いレーザーだと、目に照射されることになるので
むしろ危険では?
hmhm
クラブイベントのレーザー使ったライティング撮影してたらα6300のセンサーが焼けちゃったことがありました。
数十画素分の小さい範囲でしたが、以降撮影する写真は当該画素がピンク色で埋め尽くされてしまい、暗い写真などではかなり目立つので結局本体ごと買い換えるはめに。
絞って太陽を撮影しても大丈夫だったので問題ないと思ってましたがレーザーはNGなんですね、いい勉強になりました。
kip
一眼レフの場合はセンサーは大丈夫でも覗いてる眼にダメージがあるのでは?
フニャフニャ
一眼レフでも、レーザーで焼き付きを起こしたことがあります。ミラーレスよりは、遥かに頻度は少ないですが、かなり運が悪かったのでしょうか。
CMOS交換で、結構かかりました。
LiLi
カメラのファインダーで見て目がやられるほど強力なレーザーなら肉眼で見てもアウトです。そんな危険なものイベント会場で使えません。
バックパッカー
知人がレーザー浴びてスマホのカメラに横線入るようになってしまったと言ってました。
開放バカ
ミラーレスの場合はセンサーに光が当たりぱなしですもんね。
イーグレットヘロン
最近、ネコ用レーザーポインター使って遊ぶ方が増えてきてますよね。
ネコ用レーザーポインターは出力が引いからセンサー損傷の危険は低いとは思いますが、
愛猫を撮影される方は取扱に気をつけないとですね
RGVΓ
レーザー光線でなくても太陽の光条を長時間撮影するとCMOSセンサーが一部分破損すると昔から言われています。更に怖いのは一眼レフで長時間ファインダーで太陽を見ると視力障害になる可能性もあるようです。推測ですが某有名女流風景写真家の方が暫く視力に支障が出たのも、その辺りのことも関係有ったのかなと勝手に思っています。皆さん気を付けてくだませ。
X-T44
レーザー光はエネルギー密度が高いですし、センサーのフォトダイオードでは想定されていないような強度の入力になってしまうのでしょうか。
イベントで使用されるレベルのものでも焼けてしまうのは意外でした。気をつけねば。
セラピー
車もレーザーセンサーを採用してる車種があるので道路付近の撮影も危険ですね。
再びGユーザー
一眼レフのファインダーはスクリーンを挟むので直接眼に入るわけではないから大丈夫かと思われます
ニコニコン
レーザー光もそうですが、先日逆光でマウントアダプター+オールドレンズを使用して映像制作をしていたら、マウントの内部が焼け爛れたような後ができてしまいました。
幸いセンサーには損傷はなかったですが、もう一歩、光を当て続けたらアウトでした。
皆さんも夏の太陽、そして逆光撮影には気をつけましょう。
七対子
レーザーは太陽光と違って一瞬光が横切っただけでセンサー壊れるから怖いです。
harao
そういえば一眼レフはRGB測光センサー使ってるけどこれってレーザーに耐えられるんでしょうかね?
SR-T101
日食の撮影の時に思ったんですが、ミラーレスって最悪センサーが壊れるだけなので
経済的には大ダメージですが安心できますよね
人間の目は補完機能があるので、本人知らないうちにダメージ受けているのが怖いです
修理できない最終光学系、大事に使いたいものです
ぷくぷく
フィルムカメラの時代から太陽にカメラを向けているとシャッターに穴が開くぞ!と言う意識はありましたが、レーザーでセンサーが焼ける話は知りませんでした。
検索してみるとミラーレスの場合、電源をOFFにしていてもセンサーむき出しのカメラは影響があるので普段からレンズキャップを装着するよう心掛ける。とか、レーザーを使った自動運転や衝突防止機能がある車の撮影時はレーザー光が見えなくても気を付けるなどの記事を目にしました。
ところでこれってフィルターとかで緩和とかできないものでしょうかね? PLフィルターとかで。どうなのでしょう?
ライブカメラマン
勘違いしてる人多いですが、客席向いてるレーザーディスプレイはもとから目に光が入ることを想定しているので危険はありませんよ。スクリーンの有無とか関係なく。じゃなかったら会場にいる人みんな目をやられてしまうでしょ。でもカメラのセンサーは運が悪いと逝っちゃうんだよな。
ぽんぽん
EOS R5で店舗の内観撮影で店舗の雰囲気を出すためにレーザーや照明をつけて撮影した際にセンサーに赤や黒い斑点なのが数十ヶ所ついてボディ交換する羽目になった事があるのでSONY問わずミラーレスカメラを使ってる人は十分気をつけた方がいいと思います。
センサー取っかえの修理になるので修理代が7万〜とか取られるので皆さん気をつけましょう!!
noppo
この記事や皆さんのコメントを読んで、強い光を見続けるのは目にもカメラにも悪いのだな、と再認識いたしました。気を付けます。
弘樹
クラブや結婚式のレーザー照明も注意しないとですね
ys
このコメント欄の車載Lidarでカメラに影響なんて話、本当にあるのか?あったらカメラ以前に目に悪いから流石に嘘では?と思って調べたら、一部の波長を使ったLidarでは起こり得るんですね。
LiDAR積んだ車両なんてまだまだ珍しいですが、将来課題になるかその前に対策されるかですかね。
B.I
レフ機でも動画撮影でセンサーに影響出るのは何年か前に5Dでも話題を見ました。
ふーしゅん
少なくとも、電源OFF時やレンズ交換時はシャッター幕を閉じるように統一してほしい。何か問題があるのだろうか。
D500追加
プロジェクターにもレーザー光源の物が増えましたので、注意したほうがいいですね。
スナッキー
LiDAR積んでる機材…と言えばiPhone Proもそうですね。
思わぬところに落とし穴。
気をつけたいです。
(撮影してない時のキャップ重要ですね…)
どら
今後もしグローバルシャッター技術等の発展でミラーレスのメカシャッターが無くなっていくと、困ったことになりそうですね。
スパークリング
実験でレーザ使ったことあります
Class4(直接目に入ったら失明レベル)のものですが
誤ってこのレーザを観察用Cマウントのカメラに入射したらその部分は画像を映さず緑色にずっとなってしまう症状になってしまいました
観察の用途で、記録はしないので用途的に買い替えはしていませんが、目に入っても大丈夫なレーザでも、レンズで集光されることは考えられますし、センサーに傷が入る話もたまに聞きますので、注意するに越したことはないと思います
市販のものは大半がClass1のものだとは思いますが、このクラス分け自体、即時症状のもので、長時間浴びるのはNGですし、どのような症状が出るか(特に長時間の時は)カメラも目もわかりません
長く楽しくカメラを楽しむために、レーザ光や太陽光は、センサー目ともに気をつけたいものです。特に目は修理交換が効きません
かまど
目に入っても大丈夫なレベルのレーザーでもセンサーは余裕で壊れますよ(実体験)。
だからメーカーが注意喚起してるわけで。
けー
チームラボとかは大丈夫ですかね?
ら。
直接見ても大丈夫なレーザーでもレンズによって収束されたレーザーが目に入ったらどうなるんでしょうね。やはりレフ機でも怖いものは怖いと思います。
こうよう
>レフ機でも動画撮影でセンサーに影響出る
動画撮影中はレフ機もミラーレスも変わらないから、むしろ当然では?
ボヘミアン
ライブハウスのカメラマン等には以前から知られている話と思います。
一眼レフでも、ライブビューを頻繁に使う人は気を付けた方が良いです。
ちなみに、例えば口径比1:2.8のレンズなら、レンズを通すと約1/3に光量が減衰するわけです。一眼レフはスクリーン上の像なので、ここでも拡散&減衰します。裸眼に比べたら相当な減衰量です。
α大好き
考えすぎなのかもしれないですが、周波数や電力レベルの違いによって損傷具合は変わると思いますし、人間への影響を考えた安全規格とは違った影響具合になるでしょうから、具体的な数値情報が欲しいところですね。恐らく、ユーザからの指摘で発行された内容だと思うのですが、どう見ても光強くないかなという中国製のレーザー水平器が簡単に手に入る昨今の状況で、レーザーというキーワードで注意していった方がいいのでしょうね。
腕時計
口径比というのはレンズの焦点距離に対する口径の比率のことで、光の減衰率を表しているわけではありません。例えばある口径よりずっと光の径が細いレーザー光線が入ってきた場合は、レンズの透過率等を無視すれば全量がセンサーに到達します。(レフ機の場合、スクリーンで拡散・減衰するというのはその通りだと思います。)
余談ですが、例えばF2→F2.8に絞ると口径が1/√2に小さくなり面積では二乗で1/2になるため単純には光量が1/2になりますが、細い光線では絞りの中心の穴をすべての光が抜けてくる可能性もあるので、絞ったからといって単純に1/2に光量が落ちるとは限らないことにも注意が必要です。
余談ですが、レーザー光線がコリメートされていてかつレンズのピントが無限遠に合っている場合は、レーザーの光はセンサー面で集光してエネルギー密度がぐっと極端に上がるため、センサーにとっては好ましくない状態と言えます。
ボヘミアン
補足します。
入射光を1(人の目基準とされるF1)としたら、F2.8レンズであれば射出される光量は3段分暗いという事です。つまり約1/8です。約1/3は間違いでした、すみません。
ただし、これは十分な光束があることが前提なので、光束の細いレーザー光の場合はそのまま当てはまらないので注意が必要です。
物理的な絞り径の大きな望遠系は特に。
ミラーレスカメラの場合、撮影していない時でもセンサーにレーザー光が当たってしまう恐れがあるので、撮影者自身が気付きにくいというのも盲点でしょう。
腕時計
何度もすみません。
ヒトの目の屈折力は60D程度と言われているので、焦点距離で約17mmになります。一方、瞳孔径は明るさによって2〜8mmくらいの範囲で変化するらしいので、ここから目のF値を求めるとF2.1〜8.3になります。
目で見える波長のレーザーなら、目に入っても眩しい!と感じて生理的な反射で瞼が閉じられるので、瞼を閉じるまでの間に網膜にダメージが残らないレベルのパワーなら大丈夫だったりするのですが、センサーはヤバい!ってなってもシャッターを閉じてはくれないので、カメラマンが気をつけてあげないといけないですね。
イーグレットヘロン
オールドレンズで太陽焼けから守るためにレンズキャップというコメントに補足ですが、
開放にすると集光が強まり焼けやすく、絞るといくらか集光が広がり若干ですが危険度は下がるそうです。
なので、オールドレンズでは絞り環で絞っておくことも対策の一つです。
絞り環がついてないレンズは、太陽にレンズを向ける際は、絞りプレビューボタンを使用し、そんなボタンのついてないカメラでもメニューにある場合があるので、なるべく開放で太陽に向けないようにしたほうがいいです。
ただし、望遠レンズの場合、絞り羽も焼ける恐れもあるので、望遠レンズで太陽撮影する際はNDフィルター分厚くつけるなどした方がいいですね。
レーザーは直進する光なので絞っても損傷すると思いますけど…。
ちなみに私もご来光撮影時は絞りプレビューボタンをおしながら撮影してます。