CIPAが、2021年6月分のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2021年6月のデジカメの出荷台数は前年同月比で132.3%(金額ベースで160.1%)とコロナの影響が非常に大きかった昨年よりは売れていて回復傾向にはあるようですが、一昨年の同月と比べると半減しているので好調とまでは言えないかもしれませんね。
カメラのうち、レンズ一体型は前年同月比で126.3%(金額ベースで118.5%)、レンズ交換式は前年同月比で135.8%(金額ベースで176.4%)と、金額ベースで見ると引き続きレンズ交換式の方が大きく伸びています。
一眼レフとミラーレスの販売台数は、台数ベースではミラーレスが一眼レフの1.3倍程度で、それほど大きな違いではありませんが、金額ベースではミラーレスが一眼レフの約3.6倍で、一眼レフとミラーレスの単価の差はますます大きくなっているようです。
蘇にお
一眼レフの日本向け出荷が7500台というのが衝撃的ですよね
キヤノンニコンでシェア9割なのでペンタックスは多くても1000台も出荷してない計算。
単価もミラーレスよりかなり低いので厳しい市場となりましたね。
ポロ&ダハ
一眼レフの平均単価が日本は¥50,495なのに海外は¥36,604という事は、日本国内ではペンタックスが単価の高額化に貢献したという事でしょうか?
逆に、ミラーレスの場合、日本より海外の方が平均単価が高いという事は、海外では単価の安い機種は一眼レフの方が売れているという事なんでしょうね。
路傍のカメラ好き
K-3IIIが出た4月の国内出荷台数は1万台に迫るほどですが、そこで欲する人に行き渡ったのか5月以降はまた下がってますね。
2020年12月までは1万台を超える月もあったようなので、2021年1月に話題になったニコンの廉価一眼レフディスコンが響いてそうな気がします。
そういえば、結局後継エントリー機はDでもZでも出ていませんね……Z fcは立ち位置違いますし。
イーグレットヘロン
レンズ一体型カメラは、セキュリティ・個人情報にうるさい公的機関や企業では需要があり、決算予算編成の時期と、年度末・新学期には売上があがるはずなんですが、
今年は新商品発表がなかったりコロナ禍だったりと3・4月の売上微増ですね。海外の秋の年度末新学期はどうなるんでしょうか…。