2021年7月のデジタルカメラの出荷台数は前年並みの水準

CIPAが、2021年7月分のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。

デジタルカメラ統計

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交換レンズ統計

CIPA_2021_07_004.jpg2021年7月のデジカメの出荷台数は前年同月比で100.4%(金額ベースで106.2%)とほぼ前年並みですが、例年なら6月から秋にかけて伸びていくところが、逆に落ち込んでしまっていますね。

カメラのうち、レンズ一体型は前年同月比で90.7%(金額ベースで99.6%)、レンズ交換式は前年同月比で109.0%(金額ベースで107.9%)と、引き続きレンズ交換式の方が好調です。

一眼レフとミラーレスの出荷台数は、台数ベースではミラーレスが一眼レフの約1.8倍(金額ベースでは4倍)と先月の約1.3倍(金額ベースで3.6倍)に比べると差がかなり大きくなっているようです。

地域別のデジカメの出荷台数は前年同月比で米州(120.3%)、欧州(108.8%)、中国(101.6%)、日本(81.3%)、日本中国以外のアジア(77.4%)で、日本やアジア地域での落ち込みが目立つようです。