キヤノン「EOS R3」のプレスリリース

Canon Rumors に、間もなく発表されるキヤノンEOS R3のプレスリリースが掲載されています。

Here is the official Canon USA press release for the Canon EOS R3

  • キヤノンUSAのEOS R3の公式なプレスリリースだ。
    (※以下、プレスリリースの要点のまとめです)

  • 9月14日にキヤノンは「EOS R3」を発表した。このカメラは、EOS R5とフラッグシップモデルEOS-1D Xシリーズの間を埋めるものとなる。
  • EOS R3は優れたAF性能を持ち、動きの速い被写体への対応力を重視しているのが特徴で、厳しい環境化でもプロが求める信頼性と耐久性を実現している。
  • EOS R3はEOS Rシステムの新たなベンチマークとなる。

  • EOS R3には、キヤノンが設計・製造した2410万画素裏面照射積層型CMOSセンサーが採用されている。このセンサーとDIGIC X画像処理エンジンの組み合わせで、電子シャッターでローリングシャッター歪みを最小限に抑えたブラックアウトフリーの最大30コマ/秒の連写、メカシャッターで最大12コマ/秒の連写が可能となった。
  • ISO感度はネイティブでISO100-102400、スチルでは最大で204800まで拡張可能だ。
  • AFは1053点の測距点を持つデュアルピクセルCMOS AF IIで、EOS iTRを進化させ、瞳、顔、頭部、動物、一部の車やバイクなどの被写体を認識し、-7.5EVまで追従する。ディープラーニング技術の採用により、瞳や体の検出を更に強化しており、人物や動きモノの撮影時の性能を向上している。

  • 8段分の効果のボディ内手ブレ補正を搭載。
  • EVFは576万ドットでリフレッシュレートは120fps、ブラックアウトフリーで、AFで測距したい部分を見るだけで、AF追従エリアを選択することができる。瞳AFとサーボAFで動いている被写体を追尾でき、顔認識+追尾ではAFエリア全体で動く被写体を追尾し続けることができる。
  • EOS R3は動画にも力を入れており、6K60p RAW、4K120p 10bit、Canon Log3対応のクロップなしの動画に加えて、オーバーサンプリングされた4KとRAW動画の内部収録が可能だ。業界標準のBT.709、BT.2020の色域、シネマgamutに対応し、色や階調の一貫性を保つことができる。
  • ボディはマグネシウム合金製で、EOS-1Dシリーズと同等の耐候性、防塵性。
  • EL-1を初めとする様々なアクセサリーに対応する次世代のマルチファンクションシューを採用。
  • CF ExpressとUHS-II SDのデュアルカードスロット。
  • 価格は5999.99ドルで、2021年11月に発売予定。

 

EOS R3の詳細スペックがついに明らかになりましたが、ローリングシャッター歪みを抑えた30コマ/秒のブラックアウトフリーの連写や、6K60p RAW、4K120p 10bitのクロップなしの動画など、極めてハイスペックなモデルに仕上がっていますね。視線入力や強化されたAFが動体の撮影でどれだけのパフォーマンスを発揮するのか楽しみです。