ePHOTOzineに、パナソニックのLマウント用の中望遠単焦点レンズ「LUMIX S 85mm F1.8」のレビューが掲載されています。
・Panasonic S 85mm F/1.8 Lens Review
- 鏡筒はプラスチックが多用されて355gと非常に軽量になっているが、防塵防滴で、しっかりした造りだ。
- フードはしっかりと固定するこができ、不意に外れてしまうことがないように着脱機構が改良されている。
- フォーカスリングは電子式で、かなり重いが非常に滑らかに動く。
- マウントは金属製で、ボディに装着すると全く遊びがなく、しっかりとした装着感だが、それにもかかわらず「レンズが正しく装着されていない」という警告が表示されることが何度かあった。レンズを再度装着し直すことでこれは治った。
- 最短撮影距離は0.8m、最大撮影倍率は0.13倍で、これは予想の範囲内だが、マクロレベルにはほど遠い。フォーカスブリージングは非常に少ない。動画を考慮して24mm F1.8、50mm F1.8と大きさ重さはほぼ同じなので、使用時の使い勝手も変わらない。
- 手ブレ補正は搭載されていないが、S5のIBISで約2.5段分の効果が得られた。これは人によって変わるだろう。
- 中央の解像力はF1.8からF8まで素晴らしい値(excellent)で、F11からF22ではとても良好な値(very good)だ。隅の解像力はF1.8からF8まで素晴らしい値(excellent)で、F11からF22ではとても良好な値(very good)だ。このレンズの解像力は隅から隅までほぼ完璧だ。
- 倍率色収差は、把握している自動補正を全てOFFにして計測した。中央の色収差はゼロに近く、隅でさえ非常によく抑えられている。
- 歪曲は-0.07%と、ほぼ完全にまっすぐで建築写真に最適だ。
- ボケはポートレートレンズらしく美しくソフトなグラデーションで、非常に滑らかだ。
- 逆光耐性は極めて良好で、画面内に明るい光源がある場合でもコントラストの低下やフレア、ゴーストはほとんど見られない。
- 周辺光量落ちは開放付近では見られる(開放で-1.5EV)が、絞ると素晴らしく低い値になる(F2で-1.3EV、F2.8で-0.8EV、F4で-0.6EV)。
- 599ポンドの価格はとても適正なものに思える。
- 85mm F1.8は驚くほど均一で高い解像力を持ち、操作性も優れており、価格設定も魅力的だ。F1.4クラスに比べると暗いが、安価な価格と軽量コンパクトなことを考えれば十分に見合うもので、実用上F1.4とF1.8の差はとても小さい。このレンズは使っていて楽しめるレンズで、素晴らしい結果が得られる。価格も手頃で、文句なしにエディターズ・チョイスだ。
- 良い点:隅々まで素晴らしい解像力、防塵防滴・耐低温、中央の色収差がほぼゼロ、隅の色収差の補正が良好、周辺光量落ちが少ない、歪曲が無い、素晴らしいハンドリング、速く正確なAF、フォーカスブリージングが少ない、24mm・50mmの姉妹レンズとマッチする、フレアが少ない。
- 悪い点:装着時に何度か上手く認識されなかった、F1.4の明るいレンズを好む人もいるかもしれない。
このレンズは開放から画面の隅まで高解像力で、レビュアーが言う通り解像力に関してはほぼ完璧ですね。ボケもポートレートレンズらしく滑らかで、各収差も少なく、全体的に非常に優秀なレンズという印象です。
ネコのたま
F1.8は 外れ無しの シリーズになりそうですね
価格も手が届く範囲ですし、 迷ってましたが 85ミリから購入決定です
欲を 言えば もう少し 寄れたら良かったけど
次は35ミリ狙ってますが 発売されレビューがでるの待ち遠しいなぁ
io
SL2で使っていますが、いいレンズです。
解像感は良好。
ただ、記事とは違って、色収差は大きい印象ですが。