Pixiiが、インタラクティブな光学ファインダーを採用したMマウントのデジタルレンジファインダーカメラ「Model A1571」を正式発表しています。
・The New Pixii Camera(found via Leica Rumors)
- Pixiiは、APS-C 26MP裏面照射型センサーと新しいインタラクティブビューファインダーを搭載した「Pixii Camera」を発表した。価格は2999ユーロ(付加価値税込み)、2999ドル(税抜)から。予約注文は9月30日に開始し、最初の出荷は11月10日。
- 光学ビューファインダーには、露出や露出補正、ホワイトバランスなど重要な情報を光学ファインダーに直接投射する小型ディスプレイが搭載されている。これらの設定は視野の周辺に表示され、目立たないようになっている。また、レンジファインダーカメラでは初めてファインダーを覗いたままで、カメラの設定やメニューを操作できるようになった。
- 光学式レンジファインダーは焦点距離28mm、35mm、40mm、50mm対応で倍率0.67倍、有効基線長49.2mm、最短撮影距離0.7m。
- USB-C端子を搭載し、充電速度を高速化。32GBから最大で128GBの内部ストレージを搭載。
- ISO感度は160-12800、Wi-Fi、Bluetoothm、LUTベースのカラープロファイル、モノクロモード。最高1/32000秒の電子シャッター。GPR圧出に対応しRAWを最大10倍に圧縮。
PixiiのMマウントカメラは、距離計の付いた本物のレンジファインダーとデジタル表示を融合した非常に興味深いファインダーを採用していますね。価格もライカほど高価ではないので、Mマウントでシステムを揃えている方のサブカメラにもよさそうですね。
M9ユーザー
おお、これ欲しい・・と思ったけどAPS-Cなのが残念。
これでフルサイズだったら絶対買うんだけどなぁ。
どりゃー
APS-Cでは訴求力が圧倒的に劣りますね
安く買いたいというニーズは限定的で
ライカ製フルサイズMマウント機は中古市場も確立していますし
レンズの供給はあるのかな?
良吉
ライカMのファインダーは二重像が実像でパララックス補正に連動して動き、更にブライトフレームと共にファインダー視野に張り付いたように見えるこった作りです
最近の日本製は実像式でしたが二重像がパララックス補正に連動せず、またファインダー視野に張り付かず空中に浮いているように見えるものでしたね
ファインダー図を見た程度では分かりませんが二重像の左右のみ正像にしているように見えますのでニコンSなんかのような二重像が虚像なのかな
二重像がファインダー視野から浮いて見え、輪郭がハッキリしないファインダーなら価格相応と言えますが
エナジーマニア
実質的にR-D1の再来かな。センサー何使ってるんでしょうね?
前の機種はなかなかマニアックで、APS-Cサイズの4:3グローバルシャッターという他に例がない変態センサー積んでメカシャッターなしというすさまじい仕様でした。
今回のは公式サイト見る感じ、3:2 APS-Cの普通のセンサーの模様。まあ前機種よりは実用性高そうですね。
富士のカメラでも使われてそうな通常のAPS-Cセンサー使って同様にメカシャッターなしなら、正直ほかの機種でいくらでも代わりができちゃいますからねぇ・・・。例えばシグマfpとか、X-Pro系とか。
北斗連打
EPSONのR-D1を進化させたような感じで、後継機が
欲しかった人には良さそう。
反対にコシナの得意分野を取られちゃった?
キャノ爺2
Mマウント互換のミラーレス一眼カメラボディをどこかがリーズナブルな値段で提供してくれませんかね。2年ほど前デジカメWatchでリコーの偉い方が、これはまだどこのメーカーもやっていないはずと言及していましたが。
高価な距離計は搭載せず、ファインダー像を見ながらマニュアルでフォーカッシングすれば価格も抑えられるし、本体のデザイン次第で趣味性の高いカメラになると思うのです。
Mマウントは互換レンズがすでに大量に存在していますし、絞りは実絞り測光で電気信号接点もレバーもないので、中華レンズ専業メーカー等も参入しやすく、カメラ文化がもう一度盛り上がるきっかけにもなると思うんですが。