焦点工房が、ニコンのZ7IIとZ6IIの最新ファームで、Zマウントの電子マウントアダプターが使えなくなるという情報をツィートしています。
・焦点工房
- 要注意!ニコンZ系電子マウントアダプターのユーザーへ、下記のファームウェアアップデートしたら、使用不可となります。アダプターのファームウェアの更新まで、アップデートしないようにお願いいたします。
2021-10-19
Z 7II用ファームウェア Ver. 1.30
Z 6II用ファームウェア Ver. 1.30 - (※追記)Z 7II / Z 6II用ファームウェア Ver. 1.30
Megadap ETZ11 / MTZ11 動作NGでした。
アップデート済みのお客様は古いファームウェア1.21に更新してご使用ください。
Megadap社にファームウェアのアップデートの対応を依頼済み、詳細が決まり次第、ご案内させていただきます。 - (※追記)Z 7II / Z 6II用ファームウェア Ver. 1.30
TECHART TZE-02 / TZE-01 / TZM-01 / TZC-01 4種ともNGでした。
アップデート済みのお客様は古いファームウェア1.21に更新してご使用ください。TECHARTにファームウェアのアップデートの対応を依頼済み、詳細が決まり次第、ご案内させていただきます
具体的な機種名は記載されていませんが、焦点工房で扱っているZマウントの電子マウントアダプターなので、TECHARTやMegadapのアダプターが対象製品でしょうか(※追記:Megadap ETZ11 / MTZ11、TECHART TZE-02 / TZE-01 / TZM-01 / TZC-01の動作NGが確認されたようです)。
Zマウントでマウントアダプターを使って他社製のレンズを使っている方は結構多いようなので、早い時期のマウントアダプター側のファームアップが望まれますね。
[追記] 2つ目、3つ目のツィートの情報を追記しました。
電卓
これがあるので、正式にサポートされていない商品は怖いですね。
to
故意か偶然かは分かりませんが、こういう事例が発生するとレンズメーカーが警戒してレンズを出しづらくなりますね。
萩焼
意図的に社外品アダプター排除してるのかな?
だとしたらアップデートのイタチごっこになりそう。
ニコニコン
ViltroxのAFレンズがどのような挙動になるか心配ですね。
Z一世代で使っているので今後のアップデートで使えなくなりそうで怖いです。
犬
駄目なのは変換電子マウントアダプターだけみたいですね。
社外レンズのViltrox AF35mm F1.8 Zマウント用は全く問題なく使えます。
路傍のカメラ好き
偶然か故意か不明ですが、ETZ11の発売開始直後というよろしくないタイミングですね。TZE-01が既にあったので、社外アダプター狙い撃ちの可能性も無くはないのがまた。
Twitterなどでは早速ニコンを非難してる人もいますが、流石に時期尚早ですし、故意だとしてもクローズドを公言するZマウントですから仕方ないとは思います。Zレンズの売上にも少なからず影響するでしょうし……
焦点工房にはEF→ZやライカM→Zのような電子アダプターもありますが、この辺も使用不可になるんでしょうかね?
AとZの両刀使い
Exif情報を送るだけならともかく、非純正のマウントアダプターにAFまで弄られるのは気持ち悪くないですか?
それを楽しむのもありですが、最短フランジバックでどのマウントもくっつくからこそニコンの現況では対策も必要でしょう。
私は他社製レンズはMFで楽しめれば充分です。
さがこ
タイミング的に色々勘繰る事はいくらでもできます。
しかし本体ファームウェアのアップデートに伴い互換性に支障をきたすというのはよくある事なので、これをサードパーティの締め出しと見るのは時期尚早かと思います。
いずれにしても各サードパーティがアップデートで対応してくるか(対応できるのか)が気になりますね。
まあくん
故意にするとも思えないし、単にファームアップしたら上手く動かないので、アダプター側もファームアップが必要なだけではないでしょうか。ニコンとしては他のメーカーのレンズがすべて使えるように、フランジバックを小さくしている面もあると思うので。
nicca
FTZの挙動に修正が入ってるようなので、その関係で使用不可になったのではと思います。
サードパーティーのアクセサリーは、メーカーとしてはあまり気持ちいいものではないでしょうが、ユーザーとしては黙認してもらえると嬉しいですね。
犬
故意にやろうと思ったのならTZE-01の段階でやってますね。
ファームアップは表記されない項目も色々変更されたりするので、その絡みでしょう。
まぁ、Nikon純正品でもアップ後に問題出る時がありますので。
ポロ&ダハ
大昔はボディーとレンズのデータ交換は少なかったですけど、現在はレンズ内+ボディー内シンクロ手ブレ補正など、様々なデータ通信が重要な役割を持つようになっていますから、トータルのシステムを構築するための膨大なコストを横取りされることを考慮すれば、ボディーを開発製造するメーカーに不利になるようなことが続けば、開発コストの回収が遅れることになりますから、ユーザーとして、更なるカメラシステムの発展を望むなら、何らかのライセンス料が発生しても、良いのではないかと思います。
にゃんたろう
ストロボやレンズなどの社外品メーカーの方が「デジタル時代になって、電子的な通信が複雑になったりパテントなどの制限で、それぞれのメーカーに合わせて作り分けるのが難しくなり、また許諾料などがコストに反映されてしまう」と嘆いていました。トラブルや訴訟の回避など、古い時代よりも事情が変わって来たそうです。一方で、海外製品ではそういった部分もあえて?スルーなのか、今回のようなファームで制限がかかったのでは?と思わせるような部分もありそうです。ニコンでは社外バッテリーが使えなくなる事例もありましたが、マウントの通信部分での制限がかかるのは、ユーザーサイドとしては残念なところです。まぁ、電子制御やAFまで連動させて実用化してしまう海外メーカーもすごいスキルではありますが…。
もりぶた
えー単純にFTZを安定させたり、今後FTZ2なんてのを出すとする場合に必要な通信の書式ヘッダーを拡張したとか、記述の順番を変更したとか、そういうのじゃないの?モノの改良ってそういうもんじゃないの?
クッキー
現在のマウント情報と言われているものは、マウントの物理的なサイズではなくカメラ本体とレンズ間でやり取りされる通信プロトコルを指します。
つまりカメラメーカーが定めた通信をする際の手順や規格です。
それはインターネットのようなTCPやIPのように標準的な規格ではなく、カメラメーカー毎に違います。
最近はAFだけでなく動画の制御も含まれていますから、それをゼロから解析するとなると相当困難と考えられ、今回のような事態も起こるのでしょう。
SR-T101
Nikon 1のFマウントアダプターがある時からサードパーティのレンズ受け入れなくなったってことありましたよね
最近キヤノンのプリンターの訴訟がニュースになっていましたが
ソニーのテレコン作らせないのとかも含め、企業が利益を守るためにはある程度は仕方ないのかもしれませんね
うなじゅう
焦点工房の取り扱いのFringer FR -NZ1は、今までと同じように使えている。
詳細な確認を行なったわけではないので、誰かが言ってた程度で受け止めて欲しいけど。
インセクタートシ
マウントアダプターも新しいのが続々出てきてたので、そろそろニコンZも検討しようかと思った矢先ですね。逆に先にわかって良かったとも言えるのでしょうが。これはもう少し待ちになりそうです。
ken2
このご時世、デジタル機器の集合体ですので、たとえば新しいカメラやレンズが出ると、純正であってもそれぞれにファームウェアのアップデートが必要な場合があったりするので、必ずしも社外品排除のためとは言えないと思います。
もともと社外品を使用した場合の補償は無い訳で、そこに文句を言うのは筋違いかと思います。
かく言う私も社外品の中華レンズを使ってますが、MFで絞り値の表示も出ないのである意味不自由ですが、それはそれとして、純正には無いスペックを楽しんでいます。
にゃんたろう
ニコン1を除けば、ミラーレス一眼としては最後発のようなものですから、当分はFTZマウントアダプターとFマウントレンズを使う場面も多いでしょう。
興味深い?のは、ニコンで展示されていたZfcのプロモでは、古いニッコールの装着例には他社製のアダプターという組み合わせだったところです。
純正ではまだ電子接点のない機械式のアダプターが出ていないせいでもあるでしょうけど、あっさり他社製のアダプター…おそらく非ライセンス品が公式に使われたのも、これまでのニコンでは考えられなかったような感じです。
ただ、AFや絞り制御などの電子的な通信では、ニコン以外でも協力メーカーの特許などもありそうですから、制限がかかるのも仕方ないかもですね。ユーザーサイドの写真表現の拡大や利便性でいえば、メーカー跨ぎは夢のようなものですが…。
電脳仙人
ニコンとしては他社製品の締め出しの意図はないとは思いますね。
逆に他社製品に気を使う事もしないので、自社のアダプタの改善や新しいレンズへの新機能へ対応などの目的で通信プロトコルの改良とかも取り組んでいるのでは?
まぁ、非公認の他社マウントアダプタはユーザー側も動かなくなることも想定して導入するべきだと思います。
ZUSER
もし意図的にサードパーティ製品を締め出すと、インクジェットプリンタの互換インクと同じように、訴訟に至る可能性もあるように思います。
私には意図的かどうかはわかりませんが、特にアメリカでは競争を排除するような行為には厳しいので。
ニコンもその辺りのリスクは考慮してると思いますけどね。