ソニー「半導体・部品不足の影響は想定より深刻になっている」

日経新聞に、デジカメメーカー各社の製品の供給不足に関する記事が掲載されています。

ソニー、一部のデジカメで受注停止 半導体不足で

  • ソニーが一部のデジタルカメラの受注停止に踏み切った。半導体・部品不足が背景にあり、店頭や通販サイトで主力製品の品切れが相次いだためだ。ニコンなど競合も含めて部品不足が解消するメドは立っておらず、かき入れ時の年末商戦に影響するおそれがある。
  • ソニーは「想定より影響が深刻になっている」といい、生産を新製品などに絞り込むことで、店頭での品薄感を和らげたい考えだ。
  • ニコンは19日、交換用レンズの新製品を当初の計画から約1カ月半遅れで発売した。遅れが生じたのは「半導体不足に加え、東南アジアのコロナ感染症拡大など複合的な要因」(同社)。キヤノンも直販サイト上で扱うカメラは、一部を除いて「納期1カ月」などと示され、在庫不足をうかがわせる。
  • ソニーは「設計見直しによる部品共通化や在庫積み増しなどで、影響の最小化を図る」としつつ、解消の時期は見通せていない。

 

ソニーは先日、人気機種のα6400が受注停止を発表しましたが、やはり半導体不足・パーツ不足の影響はかなり深刻なようですね。ライバルメーカーも含めて解消のメドは立っていないということなので、残念ながら当分の間、カメラ・レンズの供給不足の状況は続きそうです。