ロードマップに掲載されているZマウントの超望遠レンズ群のF値は?

Nikon Rumors が、ニコンのロードマップに掲載されているZマウントの超望遠レンズ群のF値を、公式画像のシルエットを元に計算しています。

Nikon Z lens roadmap: telephoto apertures "measured" and calculated

  • ドイツの読者が、ロードマップに掲載されているZマウントレンズのスペックを計算して送ってくれた。Zレンズのシルエットに掲載されている各レンズのスケールが同一だと仮定して、ロードマップのすべての望遠レンズの前玉の大きさを計測した。400mmの口径はF2.8で、また600mmの口径はF4になる可能性が高いことが判明しているので、それを基にした計算は容易だった。

    - 800mmの前玉径は124mmか125mmで、F6.3の可能性が高い(意外だ)
    - 200-600mmは前玉径が100mmで、望遠端ではF6.3の可能性が高い(予想の範囲内)
    - 400mmの前玉径は95mmから100mmでF4.5かF4で、後者の可能性が高いだろう

    意外だったのは800mmだが、シルエットの画像でこのレンズが400mm F2.8よりも口径が小さいことを考えればこれは納得がいく。

nikon_Zlens_caluculated_001.jpgnikon_Zlens_caluculated_002.jpg

800mmはFマウント用やEFマウント用はf/5.6なので、f/6.3は確かに意外な気もしますが、手持ちで振り回せるようにサイズを優先したのでしょうかね。

200-600mmは、人気のソニーのFE200-600mmやシグマ、タムロンの150-600mmも望遠端はF6.3なので、Z200-600mmがf/6.3でも不思議はありませんね。このレンズは非Sで口径も抑えられているので手頃な価格を期待したいところです。

また、400mmは既にZ 400mm f/2.8が開発発表されているので、2本目の400mmは小型軽量化重視でf/4.5にしたのでしょうか。ただ、f/4.5だとZ100-400mm f/4.5-5.6と明るさにそれほど大きな差がないので、ズームに食われてしまうかもしれませんね。f/4の方がズームと差別化できるような気がします。