OM SYSTEM「OM-1」の予約注文は予想を遥かに超えていた

Fstoppersに、OM SYSTEM「OM-1」のレビューと販売状況に関するOMDSのマネージャーのコメントが掲載されています。

The New OM-1: Here's my Hands-on Review of the Camera

  • OM-1は自分のE-M1 Mark IIよりも少し大きく、更に頑丈になったように感じる。OM-1はE-M1シリーズのどのカメラよりもグリップが深くて持ちやすい。若干大きくなっても、OM-1は小さなカメラであることに変わりはない。
  • いつもはNDフィルターと予備のバッテリーを持っていくことが多いが、OM-1はライブNDがあり、バッテリーの持ちもいいので、ポケットの中が空になることもある。OM-1で2時間のテスト撮影で1000枚以上撮影したが、バッテリーは90%から70%に減っただけだった。
  • OM-1はボディ内手ブレ補正が非常に優れていて、多くの撮影で三脚を持っていかなくても大丈夫だということが判明した。オリンパスは手ブレ補正の分野では常に最先端を行っている。

  • 撮影は主に電子シャッターを使ったが、これまでとの大きな違いは最高速の連写でもフレーム間のブラックアウトが発生しないことで、最初は撮影出来ているのかと疑問に思ったが、このEVFは優れた表示だ。
  • AFは、鳥の撮影で以前から使用しているフォーサーズ用の50-200mm F2.8-3.5 SWDでもかなりAF速度が向上していることに気付いた。また、被写体認識を有効にすると鳥のヒット率が格段に上がった。ボディに搭載されているフォーカスリミッターを使うと、さらに合焦時間を短縮できる。
  • AIによる被写体認識は一級品で、素早く被写体を検出し追いかけてくれる。スズメの撮影で、木や葉に隠れてスズメの一部が見えなくなっても、カメラはスズメをロックし続けることができた。また、はるか遠方の鳥でも認識してくれるので、遠方からこちらに飛んでくる鳥を撮影するのに最適だ。

  • 高感度ノイズは、高感度ISOと長時間露光の両方を試したが、改善に満足している。ISO1600はクリアで、ISO6400では緑の部分に輝度ノイズが少し目立つがまだ許容範囲内で、ディテールも十分にあり色もほとんど失われていない。ISO12800では等倍では輝度ノイズが顕著になるが色ノイズは見られず、AIベースのノイズリダクションプログラムで簡単に修正できるレベルだ。ISO32000以上では輝度ノイズと色ノイズが目立つが、多くのカメラよりも良いパフォーマンスを見せている。
  • ダストクリーニングシステム(センサーのゴミ取り)は、相変わらず素晴らしいもので、これまで使ってきたオリンパスのカメラでセンサーのゴミ掃除が必要になったことは一度もない。

  • OM-1は成功するだろうか? OMDSは(オリンパス時代のように)医療分野の技術開発にしばられることなく、写真家のニーズに応える革新的なカメラの開発に専念しているようだ。多くの国でOMDSはOM-1の初期の需要に驚かされており、膨大な予約注文で店頭に並ぶ前に2ヶ月分の在庫が売り切れている。販売店はバックオーダーを抱えており、今購入する人は少し待つことになるが、OMDSはOM-1を増産している。
  • OM-1の販売状況について、OMDSのシニアマネージャーに聞いている(以下マネージャーの回答)。
    「OM-1に対する反応と注文は、我々の予測を遥かに超えるものだった。我々はOM SYSTEMに対する熱狂と高い感心にエキサイトしており、期待に応えたいと思っている。全ての人がすぐにOM-1を入手できるわけではないが、定期的に販売店に入荷する予定なので、販売店に問い合わせていただきたい。OM-1は待つだけの価値があるカメラだと確信している」

  • OM-1の気に入っている点:画質が大きく飛躍したことで、強力なセンサーと画像処理エンジンのおかげで、実使用時のダイナミックレンジと動作スピードが顕著に改善している。次に高画素を追求せずに必要な部分を改善したことだ。そして、メニューの改善で、設定が色分けされアクセスしやすくなっている。操作性も良くなっており、EVFも非常にクリアだ。
  • OM-1の改善すべき点:唯一気になったのは、バッテリーチャージャーが同梱されてないことで、私はバッテリーを充電している間はカメラを安全に収納しておきたいし、また、別のバッテリーを使いながら、もう1つのバッテリーを充電したいこともある。

 

OM SYSTEM渾身のフラッグシップ機「OM-1」ですが、イギリスでは予想を遥かに超える注文があったということで、まずは幸先の良いスタートが切れそうですね。

高感度の画質に関しては、DPRview等のラボテストではあまり変わっていないという評価もありましたが、ここではかなりの進化が見られて満足の行く結果だったようです。また、AFに関しても、フォーサーズ用の古いレンズでも動体の追尾AFに明らかな改善が見られたようで、ここではOM-1は全体的にかなり高評価ですね。