デジタルカメラの普及率はピークの2013年の77.0%から2022年は56.6%に減少

Yahooニュースに内閣府の消費動向調査によるデジタルかメラの普及率の推移に関する記事が掲載されています。

デジタルカメラの普及率の長期推移をさぐる(2022年公開版)

  • カメラ機能を実装するスマートフォンの普及で肩身の狭いデジタルカメラ。その普及率の長期的な推移を、内閣府の消費動向調査の結果から確認する。
  • 次に示すのは二人以上世帯におけるデジタルカメラの普及率と保有世帯における平均保有台数の長期的推移。長期調査の対象は二人以上世帯のみなので、二人以上世帯のみでの動向確認となる。

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  • デジタルカメラそのものはデジタルカメラ機能搭載の携帯電話の普及と、その機能の高性能化により、汎用機は市場で非常に厳しい立場にある。
  • 現状では普及率は漸増中から2014年に(2005年のイレギュラー以外では)はじめて減少に転じ、それ以降はおおよそ減少の動きに転じている。
  • 携帯電話、特にスマートフォンの普及が進むに連れ、一般的な家庭におけるデジタルカメラ機能の需要は、スマートフォンなどにシフトしつつあるようだ。さすがにゼロ%となることはないだろうが、今後もデジタルカメラの普及率は減少していくことだろう。

 

デジカメの普及率はピークの2013年の77.0%から56.6%まで減少していますが、デジカメの出荷台数が現在ピーク時の1/10以下になっていることを考えると、普及率は意外に下がっていないという印象です。

とは言え、撮影の主力がスマートフォンになり、古いデジカメは保有しているだけであまり使っていないという人が多いのかもしれませんね。

今後もデジカメの普及率が下がっていくのは間違いなさそうですが、将来、どれだけのデジカメが残るのか気になるところです。