パナソニックとライカが、これまでの協業の枠組みをより進化させた戦略的包括協業契約を締結しています。
- パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社とライカカメラ社は、これまでのライカ商標の使用契約および技術協業の枠組みを進化させ、共同投資、共同開発、共同マーケティングの3分野において包括的な業務提携を行うことで合意した。
さらに両社は、この協業によって生まれる新たな技術・ソリューションを、「LEICA」と「LUMIX」の2つのLを象徴的に用いた「L2 Technology(エルスクエア・テクノロジー)」と冠し、今後、両社のマーケティング活動で展開していく。
L2 Technologyは、「LEICA」と「LUMIX」という2つのブランドの強みを融合し、カメラおよびレンズの新技術、次世代ソフトウェアの分野で、両社の技術とノウハウを掛け合わせた協業のシンボルとなり、新しい時代に新たな価値を提供する技術・ソリューションを生み出していく。
カメラ・イメージング市場において長年培ってきたパナソニックの映像・デジタル技術とライカの光学技術のシナジーを最大化し、新しい創造性、表現力を共同で探求していくことが可能になる今回の協業の枠組みで、新しいイメージングの世界を創造する革新的なL2 Technologyの開発を進める。
この提携により、両社は、カメラおよびレンズ製品に組み込まれる新たな技術への投資を共同で行い、共同で開発した技術を、お互いの「LEICA」および「LUMIX」製品に取り入れ、更なる商品力の強化を図る。
今後、「LEICA」と「LUMIX」は、クリエイティブなカメラユーザーに向け、新たな可能性を切り開くL2 Technologyを両社のマーケティング活動にも展開し、協業体制を長期的に発展させていく。 - 戦略的包括協業契約に関する両社トップメッセージ(動画)
パナソニックとライカが新たな協業契約を締結し、これまでよりも更に協業を拡大していくようです。
具体的な新製品については触れられていませんが、両社トップメッセージの動画で「今後、両者はプラットフォームやキーテクノロジーを共同で開発し、両社のカメラやレンズ製品にシナジーを発揮していきます。」と述べられているので、両社の長所が融合したような製品が出てくることに期待したいですね。
to
ライカは投資や開発で、パナはマーケティングで協業に価値を見出したというところでしょうか。
「協業体制を長期的に発展させていく」ということでパナの早期のカメラ撤退も無さそうですね。パナに撤退されるとライカのデジカメ事業への影響は甚大でしょうし。
ぱっかー
レンジファインダーのLUMIXが発売されたりして・・
どりゃー
ライカの提携は幅広く多数の企業と組んでいますね。
デジタルカメラの分野ではパナソニックとさらに堅固なアライアンスを築くという形でしょう。
さらにスマホ分野での提携が凄いですね!
かつてのファーウェイとの提携は非常に素晴らしかったものの、米中通商摩擦の影響が甚大でもありました、
しかし昨年にはシャープとの提携を追加し、ソフトバンクからライカブランド製品を流通させるなど
世間をあっと言わせる展開もあり、
今年はさらにシャオミとの提携も発表されていて、カメラ領域を超えて広範囲の凄い戦略が構築されつつあると思います。
キヤノンですら一般消費者からはやや遠いカメラブランドになりつつある現在、超巨大なスマホ経済圏に食い込んでいくライカの政策は非常に強いと思います。
一眼カメラ使い
「L² Technology」の第一弾としてLUMIX Sシリーズの新型を!!
みたいなニュースをお待ちしております。
ねこペン
自分は、LUMIXというブランド名は本当に素晴らしいネーミングだと思うので、それを大切にしてくれるPanasonicを応援します。
具体的に何が出るかはすごく興味深く、少し不安でもありますね。
ただ、MINOLTA好きとしては、日本とドイツのコラボレーションは頑張って欲しいところでもあります。
朔
一口にPanasonicと言ってもライカからの発注は各子会社で、各子会社間の情報交換は禁止だと聞いてましたが、その枠組みを取っ払ってPanasonicを一つの発注先とするんですかね。
ライカよりもPanasonicに利があるように見えます(まぁ今更って感じかもしれませんが
OS
今後の展開が楽しみですね。LEICA・LUMIXはメーカーシェアが高いわけでは無いですが、その製品と企業スタイルの個性に熱烈なファンが付いていると感じます。
轟天号
LEICAはLUMIXの動画機能を、LUMIXはLEICAの写真機としての作りの良さをお互いに取り入れることが出来れば良いと思います。LEICAはこれまでどおり一定のシェアで売れ続けると思いますが、LUMIXは正念場ですね。LUMIXはレンズの写りが良く、特にS PROレンズは作りも良いので是非これからも続いて欲しいです。
デジタルカメラはカメラ離れと半導体不足のダブルパンチで斜陽産業となり薄利多売を求める時代は終わりましたので、これからは価格は多少高くても、ローンを組んででも買う程の価値のある製品が出てくれば良いと思っています。
rocky
かつてのエプソン RD-1 のような、手の届く価格帯のMマウントのレンジファインダー機が欲しいですね〜。もし出たら、オールドレンズの母艦にして遊びたいです。
Ura
LumixとLeica両方で出るボディであっても
Leica向けの方はLeica流の画作りの調整が入っている……という噂も昔の話で
ここ数年は「Lumixの出す画が十分Leicaの望む水準になったので」という理由で
画作り含め全く同じになって久しいです。
この提携ですぐに何かが変わるというよりは
今後の研究開発が一緒に進んでお互いに良くなるといいですね。
shin2
lumixの開発がしばらく継続されそうで、それが一番なにより。
新しい製品も意外な展開がありそうで楽しみです☆
swing
パナが撤退したらライカも詰むので、そうならないよう強力を強化する、ってことかな。お互い単独では走れない情勢だからね…。特にソフトウェア開発は負担が高そう。
LEICAとLUMIXってことで、Lマウント専用ってことでも無いようだから、マイクロフォーサーズの方も頑張って欲しい。ライカ銘かつライカの写りで新品レンズがあんなに安く手に入るシステムもそう無いと思う。
オススメはSUMMILUX 15mm/F1.7。なんと4万ちょい。これに見合う素敵なボディーをライカと共同で開発してくれると嬉しいですね。
NEMUI
パナソニックにお願いすることは、RAW現像ソフトを自社開発してほしい。市川ソフトのSILKYPIX の旧タイプソフトをバンドルするのではなく自社開発すればLUMIXのアルゴリズムをソフトに反映させることができるのかもしれません。
オリンパスのようにRAWで撮っておけばアートフィルターも撮った後から反映させられるようになるかもしれません。それはカメラのアルゴリズムを知り尽くした自社がソフトを開発しているからと思います。
それを知らない他社のソフトをバンドルではそのカメラの性能を発揮できない気がします。ライカと協業するならソフト開発にも力を入れてほしいと思います。
まいく
ライカブランドなのに安価で高性能な新レンズSUMMILUX 9mm F1.7は、
今回の協業契約の第一弾なのかもしれませんね。
今後が楽しみです。
SoA
写真機屋の背景が無い唯一のカメラメーカーですからLeicaとの提携強化はイメージ戦略上大事と思います。
MマウントLUMIXを手掛ければ結構ブランドイメージ変わる気がしますが。
シュワシュワ
双方有益な協業だと思うので上手く発展させて欲しいですね
特にLumixはSシリーズの展開が弱いので奮起を期待したいです
スナッキー
m4/3のパナ製品ユーザーです。
(ライカブランドのレンズも好きで9mmも購入予定)
m4/3を動画機専門、デカ重フラッグシップのみに留めず軽量でよいスチル専用機を出し続けて頂きたい。シャッターチャンスに良い道具が手元にある事は素敵な事なので頑張っていただきたい!