富士フイルム「X-H2S」には外付けの冷却システムが用意される?

Fuji Rumorsに、富士フイルム「X-H2S」の外付けの冷却用アクセサリーに関する噂が掲載されています。

BRILLIANT: Fujifilm X-H2S coming with External Active Cooling Accessory

  • X-H2Sは6Kと4K120pの動画に対応することが確認されているが、このような仕様では間違いなく多くの熱が発生する。GH6やS1H、EOS R5C、FX3などの同じような動画スペックを持つカメラには冷却ファンが内蔵されているが、富士フイルムX-H2Sは、噂通り冷却システムを内蔵していないのだろうか?

    コメントではX-H2Sに提供される2種類のバッテリーグリップのうち、より高価なグリップに何らかの冷却装置が内蔵されるという推測がされていたが、それは間違っている。

    富士フイルムは専用のアクティブクーリングアクセサリーを提供する予定だ。それはどのような仕組みで動作するのだろうか? 液晶モニタを開いてカメラの背面に装着し、アクティブに冷却を行うのだ。

    つまり、X-H2Sをスチル用に購入するのであれば冷却を気にする必要はなく、富士フイルムは大きく重く高価なクーリングファンを無理に購入させることはない。このソリューションで、カメラはより安くコンパクトで美しいデザインが保たれる。

    しかし、動画をやりたいのなら、この外付けのアクセサリーを必要なときだけ使うという選択肢もある。私の目にはこれは素晴らしいソリューションに映った。

    この仕組みにより、X-Hシリーズはスチル撮影者にも魅力的であり続け、動画撮影者にも素晴らしい選択肢となるだろう。まさに完璧なハイブリッドカメラだ。

 

動画でのオーバーヒートを回避するためにアクティブクーリングシステムを内蔵すると、ボディが大きく厚くなり、業務用機の範疇に入るカメラになってしまいますが、外付けの冷却用アクセサリーなら、ボディを実用的なサイズに保ちつつ、動画の長回しでのオーバーヒートも回避できますね。

この冷却用アクセサリーの画像はまだリークしていませんが、どのような形状のアクセサリーになるのか興味深いところです。

[追記] 元記事に貼られている冷却ファンの図は、以前に紹介した富士フイルムの特許出願からの引用です。