富士フイルム「GFX100S」のダイナミックレンジと高感度ノイズの測定データ

Photons to Photosで、富士フイルム1億画素の中判カメラ「GFX100S」のダイナミックレンジと高感度ノイズの測定データが公開されています。

Photons to Photos

機種名 最大ダイナミックレンジ ローライトISO ローライトEV
GFX100S 12.33 10926 11.77
GFX100 12.30 10413 11.70
GFX50SII 11.77 5508 10.78
645Z 11.77 5157 10.69
X1D-50c 11.98 9058 11.50

fujifilm_GFX100S_D-range_ptp_001.jpg

fujifilm_GFX100S_D-range_ptp_002.jpg

GFX100とGFX100Sは同じセンサーが搭載されていることが謳われていますが、計測された数値もほとんど同じで、両機は全く同じセンサーで間違いなさそうです。

この1億画素のセンサーはGFX50SIIや645Zに採用されている5000万画素センサーに比べると、2倍に高画素化しながらダイナミックレンジは一回り広くなっており、後発のセンサーだけあって着実に進化しているようですね。また、フルサイズの高画素機とダイナミックレンジを比べるとセンサーサイズなりのアドバンテージはしっかりと見て取れますね。

なお、高感度は中版の他機種も含めて明らかにノイズリダクションがかかっているようなので、ローライトISOの数値は比較してもあまり意味がないかもしれません。