Digital Camera.jpに、ソニーの写真の改ざん偽造を防止する技術に関する記事が掲載されています。
- 欧州ソニー、企業のビジネスユーザー向けにカメラ内偽造証明写真技術が利用可能に。
- 撮影時にデジタル署名し、不正編集や不正行為を抑止。多言語にも対応。
- カメラ内の著名モードをONにすることで、撮影時に著名情報を暗号化して記録。
- ピクセルの変更、改ざん、偽造の可能性があるものを検出可能に。
- 発売中の「α7IV」から利用可能に。今後、他のモデルにも順次拡張を検討中。
デジタル画像の改ざん防止対策では、これまでも上書きや消去ができないライトワンスのメディアを使用するなどの様々な対策が取られてきましたが、カメラ自体で情報を記録して改ざんを検出できるようになれば、利便性が高くなりますね。このような技術の搭載で、α7シリーズの活用範囲が更に拡大しそうですね。
クリーム茶
これで撮ると裁判の証拠写真にも使えるんでしょうか?
フィルムじゃないと駄目って話を聞いたことがあるけど…
鳥撮りおやじ
Web3.0に対応したアイディアでしょうか。
実社会だけでなく、仮想空間での著作権に有効な技術と思う。
egg
RAW現像の場合はどういった扱いになるんでしょうか。
元のRAWファイルのみにデジタル署名が埋め込まれ、現像の際はそれぞれのソフトで別のデジタル署名を埋め込み、になるんでしょうか?
しまりん
ニコンにもD200の頃に同じような技術があったとおもいますが、
そちらのほうはどうなったのでしょうか?
蒸夫
ネットオークションに未修正写真をアップした場合に認証マークが付くようになれば、普及すると思います。
エチオピア饅頭大使
偽造防止機能はPETAXが廉価版一眼レフベースで実装して、警察の鑑識などに納品していましたね。SONYもそのような用途に向けて販売していくのでしょうか?
タスク
レタッチで要らないモノは消せる時代なので、真実を写すという意味での写真をデジタルで撮れるようになったとも取れますね
RAW現像並の柔軟性あるクリエイティブルックと組み合わせると、著作物の同一性を保証する約にも立ちそう
NeriG
10年以上前にキヤノンとニコンの製品がロシアのソフトウェア会社にクラックされたことがありましたが、当時と比べ、どのくらい強固になっているんでしょうね。いまの技術だから可能になった何かがきっとあるのでしょうけど。
https://canon.jp/support/support-info/100126eosd-accessory
https://www.nikon-image.com/support/whatsnew/2011/wnew110704.html
tan
クリーム茶さん
警察でも鑑識ではデジタル一眼レフを使用しています。
私も交番の警察官がフィルム一眼を使っていたので尋ねたところ、フィルムでないと駄目と聞きましたが、後日鑑識はデジタル一眼だったので改めて質問したところ、データ修正の出来ないメディアなので裁判で使えるということでした。
ただ、そのメディアが非常に高価なので交番等には配布できず、そちらではフィルムを使っているとのことでした。
どもん
警察向けですかね。
長らくペンタックスがその位置を占めてきており、最近だとK-70Pというモデルがあります。
ペンタックスには赤外カットフィルターを改造したカメラなどもあって、
官公庁や博物館向けに納入されています。
法人向けのところをソニーが取りにきたのかも・・
eldred
digitalcamera.jpの記事内のリンクが切れているようなので原文読んできました。
https://www.sony.eu/presscentre/news/sony-unlocks-in-camera-forgery-proof-technology
キャプチャー時のデジタルデータに署名をかける感じなんでしょうかね?将来的には皆さんのおっしゃるような分野でも期待できるというようなことは書かれてますね。
証明書のサーバーをカスタマー側で持たなくてはならないような書き方がされているのでビジネス用途ですねやはり
きんのすけ
警察の証拠写真や工事写真などの用途を考えてるんでしょうか。サンディスクのSD WORMカードは製造中止になり、警察が使用していたキオクシア製のWrite Onceメモリカードは、PC経由で消去も改ざんもできると少し前に話題になってました。より万全なものがカメラ側でできるなら凄いですね。